「浄化槽の日」にちなんだ表彰式が10月1日に開催されます

浄化槽の日とは

毎年10月1日は「浄化槽の日」として、日本各地で浄化槽の普及促進が図られています。この日は浄化槽法が施行されたことを記念し、浄化槽の重要性を広く知ってもらうための行事が行われます。

浄化槽の日の背景

浄化槽に関する制度が整備されたのは、昭和60年の10月1日。この日は浄化槽法が全面施行されたことに由来し、昭和62年に当時の厚生省、建設省および環境庁が主導して制定されました。浄化槽は生活環境の保全や公衆衛生の向上に寄与するため、全国各地で関連行事が実施されています。

第39回全国浄化槽大会

今年は令和7年10月1日（水）に第39回全国浄化槽大会が開催されます。会場は新宿区市谷にあるホテルグランドヒル市ヶ谷で、14:30から16:30の時間枠で実施されます。

開催内容

この大会では、環境省と国土交通省からの挨拶のほか、浄化槽適正整備推進決議が行われます。さらに、以下の表彰式が予定されています。

- 環境大臣表彰
- 国土交通省不動産・建設経済局長表彰
- 国土交通省住宅局長表彰
- 環境省環境再生・資源循環局長表彰

また、特定非営利活動法人日本トイレ研究所の代表理事である加藤篤氏による記念講演もございます。講演のテーマは「災害時のトイレ問題と対策～能登半島地震の教訓を備えにいかす～」です。

浄化槽の普及に向けた活動

浄化槽の日実行委員会による様々な活動が全国で行われます。浄化槽関連の展示会や啓発ポスターの掲示、ホームページを通じた広報活動などが予定され、多くの人々に浄化槽の重要性が伝えられます。

浄化槽は水質保全だけでなく、環境保護や地域の衛生状態にも大きく寄与します。これらの活動を通じて、浄化槽に対する理解と関心が深まることが期待されています。

参加方法とお問い合わせ

全国浄化槽大会への参加は一般公開されており、参加希望者は事前にお申し込みを行う必要があります。詳細は、国土交通省の住宅局参事官（建築企画担当）までお問い合わせください。

電話：03-5253-8111

浄化槽の日を通じて、生活環境の保全と公衆衛生の向上を目指すさまざまな取り組みが広がっていくことを期待しています。