おおたプログラミング学校が新たな学びを提供
令和7年度に新たに開校した「おおたプログラミング学校」は、未来のIT人材を育成するための新しい教育機関として注目を集めています。本校は令和4年度に設立され、プログラミングを通じて「プログラミング的思考」を育むことを目的としています。この思考法は、さまざまな課題に対して柔軟に対応できる能力を身に付けることにつながります。
フェーズに分かれたプログラム
おおたプログラミング学校は、1年目にはⅠ課程を受講し、さらにⅡ課程、Ⅲ課程へと進むことができる3年間のプログラムを提供しています。これにより、段階的にスキルを磨くことが可能です。
今年度は、新たに56名の学生がⅠ課程に入校し、プログラミングの基礎を学んでいます。この課程では、「Scratch」や「教育用レゴ」を用いて直感的にプログラミングを学習します。
次のⅡ課程では、テキストベースのプログラミングを学び、より高度なスキルを習得していきます。マイクロコンピュータや3Dゲームの制作にも挑戦し、実践的な経験を積むことができます。
最終的なⅢ課程では、自ら興味を持った分野でのコンペティションに参加し、創造的なプロジェクトに長期間取り組むことが期待されています。このように、各課程が一貫した流れを持ち、学生たちが着実に成長できる環境が整っています。
受賞歴も豊富
過去の成果として、令和6年度には数々の賞を受賞しています。例えば、「ぐんまプログラミングアワード2024」ではジュニア部門で優勝し、MVPや総務大臣賞も受賞しました。また、「tsukurun Digital Creative Contest2024」での優秀賞や審査員特別賞も獲得するなど、その実績は目を見張るものがあります。
プログラミング的思考の重要性
プログラミング的思考は、問題解決のために手順を論理的に考え、要素を効率的に組み合わせる方法です。多くの人々が日常生活でスマートフォンやパソコンを使う中で、この思考を身に付けることの意義はますます高まっています。プログラミングを学ぶことで、IT技術の背後にある仕組みを理解し、主体的に活用できるようになります。
このような教育環境を提供するおおたプログラミング学校では、子どもたちが問題解決能力を向上させ、自ら考え、行動する力を育むことを目指しています。
マインクラフトでの体験学習
さらに、プログラミングに興味がある小学生向けには、マインクラフトを利用したスポット講座も予定されています。ゲームを通じて学ぶことで、楽しみながらプログラミングを体験できる機会を提供しています。
おおたプログラミング学校は、次世代のITリーダーを育てるための理想的な環境として、今後も多くの学生に新たな学びの場を提供し続けることでしょう。