鈴与が次世代型AI-OCR『Quick AIOCR』をリリース
概要
鈴与株式会社は、2026年1月30日より新しいAI-OCRシステム「鈴与のQuick AIOCR」の提供を開始します。この革新的なクラウドサービスは、従来のプロセスを一新し、企業の入力業務を根本的に効率化することを目的としています。
これまでのAI-OCRは、非定型書類に対する精度や設定の複雑さに課題が残っていました。しかし、鈴与のQuick AIOCRは、高性能のOCR技術とノーコードのデータ加工・編集ツールを組み合わせ、業務上のニーズに即した形でデータを生成・整理することを可能にします。
サービスの特徴
1. 高精度なデータ化
Quick AIOCRは、アップロードされた画像データをAIが自動解析し、高精度にデータ化します。従来の複雑な設定が不要になり、ユーザーは出力したいレイアウトに合わせて項目を選ぶだけで設定が完了します。これは特に、情報が散発的に配置されている非定型書類においても高精度な結果を生むことを意味しています。
2. ノーコードでのデータ加工
業務に適したデータ形式への変換が素早く行えるのも、Quick AIOCRの大きな魅力です。簡単な条件設定だけで、抽出データを求められる形式に自在に変換し、実務に馴染む形に仕上げることができます。これにより、AI-OCRで得たデータが実際の業務で使えないという問題が解消されます。
3. AIによる情報の推論
さらに、Quick AIOCRは過去の学習データをもとにAIが情報の関連性を解析し、「使えるデータ」として自動的に整理してくれます。これにより、多くのデータを人の手で照合・整理する手間が大幅に減少します。
開発の背景
事務業務を効率化するためのAI-OCR導入が進む中、依然として非定型書類の読み取り精度が問題視されていました。実際、利用者の8割以上がOCR処理後に手修正を行っている現状もあります。また、設定作業を負担に感じている企業も多く、その課題に対応するために、鈴与はQuick AIOCRを開発しました。
対象書類と導入実績
Quick AIOCRの対象書類には、固定資産課税台帳、請求書、見積書、納品書、支払依頼書などが含まれます。鉄道、不動産、ホテル業界など多岐にわたる導入実績を持ち、多くの企業でその効果が期待されています。
会社紹介
鈴与株式会社は、1801年に静岡県清水港で創業した老舗物流会社です。現在、国内147拠点、海外23拠点を持ち、物流業界のトップクラスの地位を確立しています。業務効率化と地方創生を推進し、「共生」の精神のもと、多様なニーズに応じたサービスを提供しています。
最先端のAI技術を駆使して新たなる業務革新を実現する鈴与のQuick AIOCR。これからのビジネスシーンでの活躍が期待されます。