経堂に新たに誕生したフレンチ「コクトゥーラ」心躍るガストロノミー体験

新たなフレンチレストラン「コクトゥーラ」

2023年11月18日、世田谷区経堂に新たなフレンチレストラン「コクトゥーラ」がグランドオープンしました。この店舗は、下層階に広がるB1階のメインダイニングと、1階に設けられたカジュアルなカウンター席で構成されています。店名の『コクトゥーラ』は、フランス語の元になったラテン語で「調理する」という意味を持ち、その名の通り、料理と文化を大切にした特別な空間を提供しています。

店舗コンセプトと料理の哲学

コクトゥーラの店舗コンセプトは「調理でクラシックをモダンに表現したい」というもので、シェフの田中俊資氏が大切にしているのは、古典料理へのオマージュです。食材の取り扱いや調理法において、伝統を尊重しつつも、シェフ自身の感性が光る料理を追求しています。

田中シェフは、日本の四季を感じさせるガストロノミーを追求し、来店される方々に特別な時間を提供することを目指しています。彼の料理は、食材とソースの絶妙な組み合わせを大切にしており、食材ごとの特徴を引き立てるようなソースの作り方にこだわりを持っています。

シェフ田中俊資の経歴

田中俊資シェフは1975年、千葉県千葉市で生まれました。大学在学中に料理の道を志し、服部栄養専門学校に入学。その後、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて修業を積み、2002年にはフランスへ渡り、パリの1つ星レストラン等で計5店舗にて技術を磨きました。2005年の帰国後、南青山の『ブノワ』でオープニングスタッフを務め、2007年には自ら『オーボナクイユ』を開業し、多くの料理ファンを魅了しました。

メニューのご紹介

コクトゥーラでは、オープン時のメニューとしてランチやディナーを提供しています。ランチは5,500円で、前菜からデザートまで、季節の食材を取り入れたコース料理が楽しめます。ディナーは2種類のコースがあり、セゾンは7,700円、プレジールは11,000円で、どちらも趣向を凝らした料理が揃っています。

具体的なメニューの一例として、プレジールコースには、秋刀魚とフォアグラのオペラ仕立てや、シャラン鴨のローストなど、目にも美しい料理が並びます。カウンター席では、軽食としてパテ・ド・カンパーニュやオードブル盛り合わせも提供され、気軽に訪れることができます。

店舗の詳細

コクトゥーラの住所は、東京都世田谷区経堂2-33-10で、最寄り駅は小田急線「経堂駅」の東口から徒歩10分の距離にあります。営業時間はランチが11:30から15:00まで、ディナーが18:00から23:00まで、定休日は毎週月曜日と第2・4火曜日です。1階のカウンター席は5席、B1階には16席が用意されています。