新しい豊かさへの挑戦:久米設計のカーボンニュートラル戦略
地球環境問題が深刻化する中、持続可能な社会の実現は喫緊の課題となっています。株式会社久米設計は、この課題に対し、「新しい豊かさ」という独自の視点で向き合っています。単なる環境負荷の低減ではなく、人々の生活の質を高め、未来への希望を創造する、そんな持続可能な社会の実現を目指しています。
「新しい豊かさ」の実現に向けた五つの指針
久米設計は、「新しい豊かさ」の実現に向けた五つの指針を定め、社員一人ひとりの行動に反映させています。
1.
自らを律し: CO2削減に繋がる社員の行動体制を構築します。
2.
優 し く: 自然や生き物に優しい都市と建築を実現します。
3.
美 し く: 永く愛される美しい建築を目指します。
4.
健 や か に: 長く使い続けられる建物の設計を行います。
5.
凛 々 し く: 強靭で高い技術を基礎とした建築を創造します。
2050年カーボンニュートラル達成に向けた取り組み
久米設計は、2030年までにCO2排出量を50%削減、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目標としています。
具体的な取り組みとしては、以下の二つが挙げられます。
オペレーショナルカーボン削減: ZEB(ゼロエネルギービル)の推進やZWB(ゼロウォータビル)の普及など、建物運用時のエネルギー消費削減に取り組んでいます。
エンボディドカーボン削減: 木造建築や低炭素材料の採用といった、建物の建設段階におけるCO2排出量の削減に取り組んでいます。独自開発のWLC(ホールライフカーボン)ツールを用いることで、建物のライフサイクル全体でのCO2排出量を的確に評価し、削減目標達成に貢献しています。
未来への希望を創造する「新しい豊かさ」
久米設計は、単にCO2排出量を削減するだけでなく、人々のライフスタイルやワークスタイルにも目を向け、より豊かな社会の実現を目指しています。例えば、自然と調和した都市空間の創造や、多様なニーズに対応できる建築の設計など、人々の生活を豊かにする提案を行っています。
まとめ
久米設計は、「新しい豊かさ」という理念のもと、環境問題への取り組みを積極的に推進しています。2050年カーボンニュートラル達成に向けた具体的な取り組みや、人々の生活を豊かにする提案を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。