大学生サークルの斬新な取り組み
2025年3月の初旬、大阪府の献血ルーム「曾根崎献血ルーム」と学生サークル「珈琲倶楽部」との素敵なコラボレーションが実現しました。この活動は、献血の推進とサービスの向上を目的としており、サークルの過去の業績が評価された結果、実現に至りました。都市部での献血活動の一環として、学生たちは自家焙煎した特製コーヒーを利用者に提供し、新たな形で献血を促進しました。
珈琲倶楽部×献血ルーム
「珈琲倶楽部」は、自家焙煎のコーヒーを提供することで知られる学生サークルで、今回のコラボレーションでは特別に開発した「珈琲倶楽部スペシャルブレンド」を献血ルームにて提供しました。このブレンドは、コスタリカ、ケニア、インドネシアから取り寄せた豆を使用し、酸味を控えた高級感ある味わいに仕上げられています。ブレンドの製作は、サークルの代表である和田侑巳さん(経営学部3年生)が担当しました。
豆の提供期間は2025年3月10日から23日の2週間で、またそのうちの4日間(3月10日・11日・17日・18日)には、サークルのメンバーが現地に出向き、訪問者にハンドドリップコーヒーを直に提供しました。
交流を生むコーヒー
この取り組みでは、サークルメンバーが自らコーヒーを淹れることで来場者との交流を図ることができました。手間をかけたコーヒーの提供により、「訪れてよかった」といった声も上がるなど、利用者から思いがけない満足感を引き出すことができました。
サークルメンバーは、提供している間の時間を利用して、コーヒーの特徴や焙煎へのこだわりについて来場者に話しかけるなど、積極的なコミュニケーションを展開しました。その結果として、新しい参加者が別のイベントに興味を示すような出会いもあったとのことです。
地域への貢献と今後の展望
「珈琲倶楽部」は、日ごろから地域のイベントにも参加しており、馴染みのある自家焙煎コーヒーを多くの方に楽しんでいただく機会を設けています。今回の活動について、メンバーは「特に若い世代の来場者が多く、コーヒーを通じて多くの方との交流ができました。出店の経験は本当にやりがいがあり、今後も積極的に活動したい」と語っています。
また、このコラボ活動についても再度お声がけをいただければ、ぜひ続けて取り組みたいという意欲を示しており、今後のさらなる展開が期待されます。珈琲倶楽部の活動が、地域社会と新たなつながりを生む手助けになれば幸いです。
参考記事
- - 「Japan Coffee Festival」で珈琲倶楽部がこだわりの一杯を提供 (2024年6月21日掲載)
- - 学生サークル「珈琲倶楽部」が紀州湯浅のシロウオまつりに出店 (2023年3月19日掲載)
- - 学生サークル「珈琲倶楽部」がVOLCAFE COFFEE EXPO 2022に出店 (2022年11月22日掲載)
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