デジタル学園祭開催
2024-11-25 14:17:20

第1回デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」の成果と未来への展望

第1回デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」の成果



2024年11月23日、デジタル人材共創連盟が主催する第1回デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト(全情コン)」がSHIBUYA QWSで盛大に開催されました。このイベントは、日本の情報教育をより良くすることを目的とし、中高生がデジタル技術を駆使して実現したアイデアやプロダクトが発表されました。

コンテストの背景



全情コンは、経済産業省が提唱した「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」に基づいています。この提言は、2025年の大阪・関西万博に向けたアクションプランの一環として位置づけられ、万博の会場でもこのイベントが予定されています。このコンテストは、情報教育で学んだ知識を活かすための重要な場でもあり、文部科学省のDX加速化推進事業との結びつきも強いのです。

イベントの進行



イベントは、渋谷区長の長谷部健氏による開会の挨拶で始まりました。来賓として、経済産業省および文部科学省からも重要な方々が参加し、学生たちのプレゼンテーションに歓声を上げ、期待の言葉が送られました。ファイナリストとなった10チームは、それぞれユニークなデジタルソリューションを提案し、審査員たちとの活発な質疑応答が展開されました。

学生たちの発表は、AIやデータサイエンスを駆使した革新的な内容が揃っており、地域社会の課題解決に向けた提案も数多く見られました。その中には学びを楽しむゲーム形式のアプリなど、個々の学生のアイデアと情熱が感じられるプレゼンテーションがありました。審査員たちからは鋭い質問が投げかけられ、学生たちの応答力が試されるシーンも印象的でした。

審査結果



コンテストの結果として、グランプリを受賞したのは名古屋大学教育学部附属中・高等学校のチームが開発したアプリ「Chappy(チャッピー)」です。このアプリは、テスト勉強に対するモチベーションを高めるためのもので、クイズ形式で出題や解説を行い、さらに日本各地の方言や性格設定に応じた楽しい学習体験を提供します。

審査委員長である鹿野利春氏は、次回の開催について案内をし、2025年3月22日にSHIBUYA QWSでの発表会が予定されていること、そして優秀作品の展示が大阪・関西万博で計画されていることを発表しました。また、DXハイスクールの成果発表の場としてもさらなる活用が期待されています。

審査員および協賛企業



審査員には、GMOメディア株式会社やさくらインターネット株式会社など、多くの企業が参加し、これらの企業は当コンテストの成功を支えました。後援には経済産業省や文部科学省などの政府機関も名を連ねており、広範囲な支援体制が整っています。

デジタル人材の未来



今回のコンテストは、未来のデジタル人材を育成するための重要なステップであり、デジタル技術の教育における実践的な機会を提供しています。年々進化するデジタル社会において、若者たちがどのようにその力を活用していくのか、今後の展開に期待が寄せられます。参加者たちの熱意とアイデアは、これからの情報教育を引っ張る原動力となり、次世代を担う人材の育成に寄与することでしょう。

このように、デジタル学園祭は単なるコンテストに留まらず、次世代のデジタルスキルを学ぶ場としての価値を持っていることが証明されました。今後も、さらなる成長と発展が求められています。この流れが、情報教育の新たな波となり、社会全体のDXを進展させることに繋がることを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人デジタル人材共創連盟(デジ連)
住所
大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビル ITM棟3F D-1
電話番号

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