株式会社ログラスは、2025年4月23日と24日にインドのベンガルールで開催される「Great International Developer Summit(GIDS)」において、CTOの伊藤博志と開発本部の部長である鈴木健一が登壇することを発表しました。このカンファレンスはアジア最大級のテックカンファレンスの一つであり、世界中の開発者や技術者が集まる重要なイベントです。ログラスは、新たなデータ経営の在り方を提案するDXサービスを提供しており、技術ドリブンなビジョンを持って、グローバルOSSコミュニティとの連携を図ることを目的としています。
伊藤CTOは、過去にはゴールドマン・サックスでテクノロジー部門にて基幹システムの開発に従事し、OSSプロジェクトにも貢献してきた経歴を持ち、2024年11月に執行役員に就任しました。彼のプレゼンテーションでは、「LLMを活用したJava OSS探求:オープンソースコード読解への新しいアプローチ」というタイトルで、AIアシスタントを用いてJavaのOSSコード読解を効率化する手法が紹介される予定です。特にSpring Bootといった具体例を通じて、コードベースの理解を深める方法について議論されることになります。
一方の鈴木部長は、新卒でNTTデータに入社後、様々な大規模基幹システムのアーキテクチャ設計に携わりました。その後のキャリアで得た知識を活かし、2023年にログラスに加わりました。鈴木部長のプレゼンテーションは「Tagless-Finalでドメインモデルからドメイン言語へ」というタイトルで、ドメインモデルの設計アプローチに新たな視点を提供する内容になる見込みです。特に、言語設計の視点からモデルを再構成し、副作用を分離する方法に焦点が当てられます。
このカンファレンスへの登壇は、ログラスが目指すグローバル展開における重要な一歩です。2024年11月からのCTO職就任を機に加速しているグローバル展開では、特に2025年初夏に予定するインドへの開発拠点設立が中核戦略とされています。インドは高度なIT人材が豊富であり、開発拠点を構えることで、ログラスのプロダクト開発がさらに加速されることが期待されています。
加えて、ログラスは海外市場での競争力を強化するために、今後も新たな技術発信を行っていくと表明されています。税抜された会社文化を発信し、国際的な開発コミュニティとの関係構築を進めることで、今後の拡大を図っていく予定です。
現在、ログラスではグローバル進出とインド開発拠点の設立に向けて、新機能開発に特化したプロダクトマネージャーやエンジニアなどの採用を強化しています。
企業情報に関しては、ログラスが提供するクラウド経営管理システム「Loglass」は、企業の財務データを集約、一元管理することができ、高度な分析を可能にし、経営判断の速度や精度を向上させるサービスを展開しています。
株式会社ログラスは「良い景気を作ろう。」というミッションのもと、データ経営の新しい形を届けるDXサービスの提供をテーマにしています。今後の展開が非常に楽しみです。