将棋と組織開発
2026-07-08 11:13:01

将棋を通じて組織開発の新たな可能性を探る実証セミナー

将棋を通じて組織開発の新たな可能性を探る実証セミナー



2026年6月13日に大阪府高槻市で開催された『将棋式組織開発™』実証セミナーは、将棋を通じて組織のダイナミクスを見つめ直す新しい試みが行われました。このセミナーは、将棋の特性を利用して、組織内の対話や意思決定、そして信頼関係の育成に役立てようという目的で実施されました。

将棋と組織開発



将棋は日本の伝統的なボードゲームで、単なる勝敗を超えた深い心理や戦略が求められます。一方で、組織開発は効果的なチームワークや信頼関係を構築し、より良いコミュニケーションと意思決定を促進するためのプロセスです。これら一見異なる領域ですが、実際には将棋の経験を通じて得られる気づきが、組織開発に役立つことが期待されています。

データを活用した過去のセミナーのフィードバックによると、参加者からは「心理的安全性」や「主体性」、「自己理解」が向上したとの声が高く寄せられました。これらの要素は、組織内でのコミュニケーションの質を高める重要なファクターです。

実証セミナーの流れ



今回のセミナーは、「どうぶつしょうぎ」「5五将棋」「チーム将棋」そして「感想戦」というステップで構成されました。初心者と経験者が同じ盤を囲み、それぞれの役割を持ちながら、対話を通じて意思決定を行います。最終的には参加者全員で振り返りを行い、組織内での行動についての気づきを得ることを目指しました。

参加者の心理的変化



法人役員として参加した将棋初心者のひとりは、チーム将棋の活動が自らの職場環境と重なり合う様子を振り返りました。「新入社員として初めて実地に配属された時のような不安感があった」と語りつつも、チームメンバーからの安心できる言葉によって対話が促され、意見を述べることができたと報告しています。この心理的安全性の重要性は、組織内における発言のしやすさに直結します。

別の参加者であるプロ棋士は「最善手は一人では見つけられない」とも述べており、これはチームでの情報共有の重要性を示唆しています。将棋での経験者は時に固定観念にとらわれがちですが、初心者は新鮮な視点を持ち込むことで新たな判断を生む場面が随所に見られました。

組織行動の観察



将棋を通じて、参加者は「誰が声を上げるのか」「誰が周囲に相談するのか」といった組織内での行動様式を間近に観察することができました。これにより、日常業務では見えにくい行動パターンや心理的背景を明らかにすることができたのです。

セミナーに参加した左藤さんは、自身がリーダーとして機能する中で、役割の分担や相談の大切さを学びました。「全てを知っている必要はない」と語る左藤さんの言葉は、新任管理職や未経験者にも通じる普遍的な教訓を提供しています。

将棋が映し出す組織の姿



この実証セミナーの参加者は一様に「将棋」が映し出すのは勝敗のみではなく、「組織で起きている現象」であると感じたそうです。心理的安全性や情報共有、チームワークの重要性が、将棋のプレイを通じて顕在化しました。

今後はこの実証結果を基に、企業への導入や継続的な研修の開催を通じて、さまざまな視点からの検討を行う予定です。ますます注目が集まる「将棋式組織開発™」は、現代の組織において組織文化を形作る新たな可能性を秘めています。これからも継続的な研究と実証を通じて、併せて新たな知見を得る機会を創出していく考えです。

公式ホームページでは、より詳細な情報や今後のセミナーについてのお問い合わせが可能です。興味のある方はぜひご覧ください。

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