文化を未来へつなぐ
2025-08-25 13:32:45

角川源義没後50年|新たな文化の息吹を感じる展覧会が開催

角川源義没後50年と開館5周年イベントの開催



概要


公益財団法人角川文化振興財団は、埼玉県所沢市のところざわサクラタウン内にある角川武蔵野ミュージアムで、角川源義の没後50年と同ミュージアムの開館5周年を祝う大規模な展覧会とイベントを実施します。この記念イベントは、2025年10月から順次開催され、角川源義が目指した文化の復興やその足跡を振り返る貴重な機会となります。

記念講演会の開催


展覧会の一環として、著名なジャーナリストの池上彰氏による講演会「角川源義と文化の復興」が行われます。池上氏は、文庫の発刊に際して「祖国の文化に秩序と再建への道を示し……」と表現した源義の言葉を引用し、文化力の重要性について語ります。これは、我々にとって非常に示唆に富む内容であり、文化の力による平和の実現を考えるきっかけとなるでしょう。

特別展覧会


記念展には、角川源義の功績を紹介する「角川源義展」と、画家熊谷守一の作品を紹介する「熊谷守一展」も含まれています。源義展では、出版人としてだけではなく、研究者や俳人としての業績を掘り下げ、彼の人生を俳句を通じてたどります。一方の熊谷守一展では、彼が描いた自然や生き物の作品を通じて、独自の世界観が紹介されます。

チケット情報


講演や展覧会のチケットは、公式サイトで販売されています。講演会は2025年8月25日から一般販売が開始され、1,000円で限定席の予約が可能です。特別展覧会のチケットは事前オンライン予約または当日券が利用でき、一般1,400円、中高生1,200円、小学生1,000円で、未就学児は無料で入場できます。

角川文化振興財団の紹介


角川文化振興財団は1976年に設立され、日本文化の振興を目的とした様々な事業を行っています。文芸、映画、教育、さらには展覧会を通じて、後世に文化を継承するための活動は非常に重要です。今回の記念イベントもその一環として、角川源義の想いを受け継ぎ、新たな世代に伝えていくことを目指しています。

武蔵野坐令和神社創建5周年イベント


さらに、隣接する武蔵野坐令和神社でも、創建5周年を記念した講演会が予定されています。平野多恵教授による「千年和歌みくじ」についての講演は、日本の古典文芸への理解を深める内容になると期待されています。

結論


文化の力を未来へつなぐこのイベントは、角川源義の偉業を振り返り、今後の文化の発展に寄与するものといえます。所沢の角川武蔵野ミュージアムで、ぜひその息吹を感じてください。


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会社情報

会社名
公益財団法人 角川文化振興財団
住所
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム
電話番号
04-2003-8700

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