TD SYNNEX、ブロードコムと新たなパートナーシップを締結
米国のTD SYNNEX Corporationの日本法人は、ブロードコム社との間でエンドポイントセキュリティ製品に特化した法人向けの独占販売代理店契約を結びました。対象となる製品は、Symantec及びCarbon Blackのソリューションです。この新たな提携により、TD SYNNEXは日本市場でのセキュリティポートフォリオを拡大し、製品購入の効率化と購入後のサポート体制を強化することを目指していきます。
日本市場における戦略
この取り組みは、2024年5月に始まったブロードコムのアクセラレートプログラムの一環として行われます。このプログラムは、顧客へのサービス向上を目的とし、TD SYNNEXは新たな販売戦略を展開します。さらに、2024年8月からのカタリストイニシアチブを通じて、ブロードコムのエンタープライズセキュリティグループ共に連携を深めていく計画があります。これにより、販売パートナーのサポートを強化し、製品の認知度向上と販売促進を図ります。
TD SYNNEXのコメント
TD SYNNEXの代表取締役社長、國持重隆氏は、このパートナーシップの意義について次のように述べています。「ブロードコムとの協業は従来の枠を超えたものであり、約60年の日本市場での経験を生かし、パートナーや顧客に対してエンドポイントセキュリティの提供を行います。」彼はさらに、「急速に変化するセキュリティのニーズに応じて、質の高いソリューションをパートナー様へ提供することに全力で取り組んでいきます」と強調しました。
ITディストリビューターとしての役割
TD SYNNEXは、グローバルに展開するITディストリビューターであり、1500以上の取引メーカーとのネットワークを有しています。単なる卸売業者ではなく、様々な製品やサービスを組み合わせて、顧客のビジネス課題に応じた最適なITソリューションを提供する姿勢を確立しています。テクノロジーを通じて、日本の顧客や地域社会に向けて貢献していく意向を示しています。
この新しいパートナーシップは、日本におけるサイバーセキュリティ分野の強化に大きな影響をもたらすと期待されています。今後の展開にも注目です。
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