五感を使ったアート体験を楽しむ「美術のあじわい」展
広島県廿日市市に位置するアートギャラリーミヤウチが、2023年7月27日から9月10日まで「美術のあじわい?さがし」と題した特別展示を開催します。この展示は同館の開館10周年を記念イベントの一環として行われ、来館者がアートを五感で感じ、楽しむ体験を提供することを目的としています。
展示の概要
昨年から続くこの夏休み期間の体験型イベントは、子どもやその家族を主なターゲットに設計されています。開館から誕生したこのアートギャラリーは、地元の人々に親しんでもらえる場を目指しています。21世紀のアートは、ただ見るだけでなく、体験し、創作し、感情を掻き立てるものです。
展覧会概要
- - 会期: 2023年7月27日(木)− 9月10日(日)
- - 同時開催: コレクション展(2023年7月27日〜10月9日)
- - 開館時間: 10:00−17:00(最終入館は閉館の30分前まで)
- - 休館日: 火・水曜日(ただし、特定の火曜日は開館)
- - 入場料: 一般500円(団体400円)、学生350円(団体280円)。高校生以下及び各種障がい者は無料。
- - 会場: アートギャラリーミヤウチ2F展示室(メインのコレクション展は3F展示室)
- - 主催: 公益財団法人みやうち芸術文化振興財団
- - 後援: 廿日市市教育委員会、FMはつかいち76.1MHz
- - 協力: 地元企業が支援。
「あじわい」というテーマの深い意義
企画テーマの「美術のあじわい」は、私たちが体験する感情の多様性を表現しています。同じ作品を見ても、感じ方は人それぞれ。美味しい料理に対しても、各々が異なる味わいを持つように、アートもまた多様性に満ちています。そのため、単に作品を見るだけではなく、参加型の体験を通じて、一人一人の「感じ方」を大切にするプログラムが用意されています。
続々と行われるプログラム
今回の展示に合わせて、様々なワークショップやプログラムが展開されます。まず、ゲストアーティスト中西紗和氏による金属作品や、アートギャラリーミヤウチのコレクションを館内各所に展示。訪問者は鑑賞シートを持ちながら、自由に探究し、作品をじっくりと見つめることができます。
さらに、子どもから大人までを対象とした多様なワークショップも開催。ここでは、自分のスキルを広げたり、新たな挑戦をしたり、講師との対話を通じて楽しむことができます。また、乳児向けのプログラムや、木のまち廿日市ならではの木工製品を使った休憩プログラムも用意されており、館内の雰囲気を感じながらゆったりとした時間を過ごすことも可能です。
地元企業との連携で木製の休憩椅子を利用し、その製品に触れることで、地域の文化やアートとの融合が楽しめます。
アートと共に「生きる」
アートを「見る」から「つくる」まで、多様な体験が用意されているこの展示会。単なる観賞では得られない、深い理解と新たな発見が待っていることでしょう。この夏、広島のアートギャラリーミヤウチで、五感を使ったアート体験を楽しみませんか?
詳細なプログラムや参加申込については、
公式サイトで確認できます。