個人投資家の意識調査
2024-08-09 18:12:48

市場変動を冷静に見守る個人投資家の意識とは?オカネコ調査結果

市場変動に対する個人投資家の冷静な姿勢



株式会社400Fが提供する家計診断サービス『オカネコ』は、近年の市場変動を受けた個人投資家の意識を調査しました。本調査においては534名のユーザーに対し、2024年8月5日から続く不安定な相場に対してどのように行動したかを尋ねました。その結果、75.4%が静観する姿勢を見せており、投資家の冷静な対応が浮かび上がりました。特に、運用を停止したり売却するのではなく、多くは買い増しを行っていることがわかりました。

調査結果の概要



調査に参加した534人のうち、資産運用を行っていると回答した人たちのほとんどが「何もしなかった」と答えました。具体的には、新たな資産売買を行わず様子を見た人が75.4%に及び、その中で情報収集を行ったのは19.3%でした。このデータからは、金融市場が揺れている中でも多くの個人投資家が慌てずに状況を見守っていることが窺えます。

新NISAの実施者も冷静さを保つ



新NISAを利用している337名に対して同様の質問を行ったところ、52.3%が静観し、運用額を増やしたのは25.1%でした。この結果からも、静観する姿勢が広がっていることが確認されます。従来の「急落で売却」という行動パターンから、長期的な視野での資産運用を考える傾向が強まっているようです。

長期運用を意識する投資家



静観している理由については、長期的な運用を考慮した結果が多いことが判明しました。「市場の一時的な下落に何も思わないから」という声が50.6%を占めるなど、投資家にとって長期目線での行動が重要視されていることが明確になりました。一方で、運用額を増やしたいと考えている投資家もおり、82.3%が「安値で買えると思ったから」と回答しています。これは、一時的な市場の変動に対しても積極的な姿勢を保つ投資家が増えていることを示しています。

求められる情報



また、どのような情報を求めているかという質問に対して、最も多く寄せられたのは「株式/為替市場等の解説、見通しについて」で、53%がこの情報を欲していると回答しました。続いて「投資への考え方」が33.7%、資産配分やポートフォリオの組み方についての情報が32.8%となりました。投資家がより深く理解し、自らの資産運用を確立したいと考えていることが感じられます。

株式会社400F代表、中村仁の見解



中村仁社長は、このような調査結果を受けて「多くの個人投資家が市場変動に対して冷静に対応しており、長期投資を前提としたスタイルが広がっている」と述べています。また、「日本が貯蓄から資産形成に向けた大きな一歩を踏み出している」とも語り、投資リテラシーの向上を嬉しく思っています。

結論



情報が氾濫する現代において、投資家は冷静に自らの判断を下す重要性を再認識しています。『オカネコ』が提供するプラットフォームは、より多くの投資家にとっての資産運用の指針となることを目指しています。これからも、投資家にとって役立つ情報提供やサポートを強化していくことが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社400F
住所
東京都中央区日本橋兜町9-1 兜町第2平和ビル FinGATE BLOOM 4F
電話番号

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