食と農業の未来を担う若者たちの挑戦、初開催「FOOD＆AGRI FOODTECH Youth Summit 2025」

食と農業の未来を考える「FOOD＆AGRI FOODTECH Youth Summit 2025」

2025年10月26日（日）、東京農工大学府中キャンパスの「邂逅館」にて、日本全国の大学生を対象とした「FOOD＆AGRI FOODTECH Youth Summit 2025」が行われます。この初開催のイベントは、次世代の食と農業を担う起業家を育成し、独自のアイデアを育てることを目的としています。

イベントの背景と目的

近年、持続可能な食と農業の未来を構築するためには、次世代の起業家の力が欠かせません。しかし、現状ではFood & Agri分野の学生起業家は極めて少なく、「起業」という選択肢が難しいと感じている若者が多いのが実情です。

このサミットでは、業界の第一線で活躍する起業家や専門家が講師となり、学生たちが具体的な課題を理解し、新しいアイデアを創出するためのセミナーやワークショップが行われます。未来のFood & Agri分野を切り拓く「挑戦者」をできるだけ多く育てることを目指します。

開催概要

- 日時: 2025年10月26日（日）13:00～17:00 （イントロダクションツアー: 10:00～12:00、ネットワーキング: 18:00～19:30）
- 会場: 東京農工大学府中キャンパス西東京国際イノベーション共創拠点「邂逅館」
- 参加対象: 全国の大学生
- 主催: 一般社団法人Tokyo Food Institute、CIC Institute、東京農工大学
- 参加費: 無料（事前申し込み必要、イントロダクションツアー参加の場合は昼食代1,300円）
- 申し込み方法: Peatixからのお申し込み

このイベントは、東京都の「TOKYO SUTEAM」にも採択されており、「グローバルFOODイノベーションコミュニティの構築」という目標の一環として実施されます。

イベントの見どころ

本サミットでは、さまざまなセッションが用意されています。

学生・研究者によるピッチ

全国の大学から新規事業のアイディアや技術をピッチする学生や研究者が登壇します。

スタートアップピッチ

既に事業が展開されている大学発のスタートアップも参加し、実際の成功事例を紹介します。

産・官・学の融合セッション

大学、行政、大企業、研究者、スタートアップが集まり、業界を横断するイノベーションについての議論が交わされます。

ネットワーキング・交流会

多様なプレイヤー達の交流を通じて、さらなるコラボレーションの可能性が生まれます。

セッション内容の詳細

- セッション①: フード・アグリ業界の入り口

業界に関心がある方々に向け、フード・アグリ業界の重要性とイノベーションの必要性を議論します。
登壇者には東京農工大学の教授や農水省の官僚などが参加します。

- セッション②: フード・アグリを学ぶ学生へのメッセージ

未来の業界に貢献するためのヒントやアイデアを専門家が提供します。

- セッション③: 調査と社会をつなぐイノベーション

最先端技術の社会への影響や社会課題解決に向けた議論が行われます。

ピッチセッション

特に注目すべきは、学生や研究者、スタートアップによるピッチです。未来の起業家たちが自身のアイデアを披露し、審査員からのフィードバックを受ける貴重な機会です。

登壇者と審査員

業界で活躍する多くの専門家たちがイベントに参加し、学生たちに直接指導するために登壇します。審査員にはスタートアップの代表や大学の教授など、多彩なバックグラウンドを持つ方々が名を連ねています。

TOKYO FOOD INSTITUTEとは

一般社団法人TOKYO FOOD INSTITUTEは、食に関する新規事業支援及び人材育成を通じて、エコシステムの構築を推進しています。食関連に関心を持つ人々が集まり、新たな価値の創造を目指しています。

公式ウェブサイトでは、さらなる情報提供や活動の詳細が発信されています。ぜひご覧になってください。