年末の大掃除からSDGsへの第一歩を!
年末の大掃除や年賀状作成の時期に、私たちは家庭で出た不要品をどうするか考えさせられます。特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンが新たにスタートさせた「おうちのGoodsが世界のGoodに!キャンペーン2024」は、まさにその時期にぴったりの取り組みです。このキャンペーンを通じて、身近にある不要品を寄付し、世界の子どもたちを支援することが可能になります。
キャンペーンの趣旨と背景
チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都杉並区を拠点に活動を行い、厳しい環境で暮らす子どもたちを対象にした国際協力NGOです。本キャンペーンでは、不要となった書き損じのハガキ、未使用の切手、古本やゲームなどを寄付することによって、途上国の子どもたちに必要な支援を届けることが目的です。
途上国、特にフィリピンのマニラ首都圏に広がるスラムでは、子どもたちが貧困や自然災害の影響で教育を受けられない現実があります。多くの子どもたちが、未来に希望を持ちながらも、自らの環境を変えるための支援を必要としています。「将来は先生になりたい」「親を助けたい」という夢を持つ彼らの力になれるのが、このキャンペーンなのです。
寄付する物品とその価値
寄付を受け付ける具体的な物品は以下の通りです:
- - 書き損じの年賀状や官製ハガキ
- - 未使用の切手
- - 古本、DVD、CDアルバム、ゲーム機・ゲームソフト
これらの物品は、具体的な支援活動に役立てられます。例えば、書き損じハガキ13枚を寄付することで、7人の子どもたちに色鉛筆のセットを提供することができます。このように、日常的な不用品が、子どもたちの未来を明るくする手助けになるのです。
簡単な寄付方法
物品寄付は非常にシンプルです。必要な物品を封筒に入れて、指定された住所に発送するだけです。以下が送付先の詳細です:
〒167-0041
東京都杉並区善福寺 2-17-5
チャイルド・ファンド・ジャパン ハガキ係
また、古本寄付サービス「チャリボン」を利用すれば、自宅までの集荷も可能です。段ボールなどに梱包した物品を送るだけで、手軽に国際協力に貢献できます。これにより、自宅で不要になったものが新たな価値を持つことになります。
サステナブルな取り組み
年末年始は多くの家庭で不用品が出る時期ですが、物を捨てるのはもったいないと思う方も多いでしょう。寄付によって物品が新たな利用価値を生むだけでなく、必要な人々に渡ることで、環境にも優しい循環が生まれます。
また、本キャンペーンでは個人情報の管理も徹底されており、宛名を塗りつぶしての寄付も可能です。送料は無料であり、寄付できる物品については、少量や古いものでも大丈夫です。
期間と支援の広がり
令和6年度のキャンペーンは2024年12月1日から2025年2月28日まで実施されますが、その期間外でも寄付は受け付けています。チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より貧困に苦しむ子どもたちへの支援を継続しており、世界中の多くの国で活動を展開しています。この機会に、年末の大掃除を通じてSDGsに貢献し、未来の子どもたちを支える第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
支援は私たち一人一人の手の中にあります。是非、この機会に行動を起こしてみてください。