ラオスとKintoneの変革
2018-04-03 14:20:04

ラオスにおけるICT活用の新たな展開、Kintoneがもたらす変革

ラオスにおけるICT活用の新たな展開、Kintoneがもたらす変革



近年、東南アジアで急速に経済成長を遂げているラオスで、IT技術の導入が進められています。特に、サイボウズの提供する業務アプリ開発プラットフォーム「Kintone」がその中心的な役割を果たしています。Lao-Japan Gatewayは、アジアパートナープログラムに参加し、ラオスでのKintoneの販売・導入を開始しました。

ICT活用の重要性


これまで、ラオスにおけるICT導入は主に金融機関や一部の特定システムに限られていましたが、経済成長が進む中で、ICTの必要性が高まっています。今年1月には、ビエンチャンで「Lao ICT Expo 2018」が開催され、そこでラオス政府は「2030年までにデジタル社会を実現する」という方針を発表しました。この政策のもと、ラオスのGDPは、2030年までに一人当たり8000ドルを目指すという目標も掲げられました。これは、現状のタイを上回り、中国に近い水準です。

Kintoneの導入がもたらす影響


日本の業務用クラウドアプリケーションであるKintoneが使用可能になることで、ラオス国内の企業や官公庁からの問い合わせが既に予想を超えています。特に、ラオスの大手通信会社や政府機関などがトライアルの要望を寄せており、これにLao-Japan Gatewayは迅速に対応しています。

Kintoneは、営業案件の管理や問い合わせ履歴の管理、プロジェクトの進捗管理、日報の作成など、ビジネスのあらゆる面で利用可能です。加えて、ノンプログラミングでアプリが開発できるため、ITリテラシーの低い企業でも扱いやすいのが特徴です。このプラットフォームは、社内コミュニケーションの向上にも寄与し、情報のスピーディな共有が可能となります。

ラオスのICTインフラ


ラオスは、電力事情や通信環境が比較的安定しています。これにより、クラウドサービスとの相性も良く、Kintoneの導入には理想的な環境が整っています。Lao-Japan Gatewayは、他国との緊密な情報共有により、Kintone活用のノウハウを進化させ、成功事例の創出を目指しています。

ラオス国立大学との連携


さらに、ラオス国立大学との連携も強化されています。この大学は、ビエンチャンに位置し、多様な学部を持ち、全国から学生が集まる国内最大の総合大学です。Lao-Japan Gatewayは、同大学との協力を通じて、IT教育や給与関連のプログラムを整備し、ラオス国内のICT人材を育成していく意向です。

最後に


Lao-Japan Gatewayは、日本とラオスの架け橋として、両国間の経済的、文化的な交流を促進しています。これからも、ICTによる新しいビジネスモデルの構築や、地域の発展に寄与する取り組みを進めていきます。Kintoneがラオスに与える影響は、今後ますます大きくなっていくことでしょう。

会社情報

会社名
Lao-Japan Gateway 有限責任事業組合
住所
東京都板橋区東山町18-6
電話番号

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