国営海の中道海浜公園で見頃を迎えるミューレンベルギア・カピラリス
福岡市東区に位置する国営海の中道海浜公園では、今、ミューレンベルギア・カピラリスの見頃が近づいてきています。昨年初めてこの花が注目を集めたのですが、今年はさらにその魅力が増しています。公園では約1,000株が彩り豊かな花壇で育てられ、見頃は10月中旬から11月上旬の予定です。
この美しい草花は、赤い穂が印象的で、まるで波のように揺れています。池のほとりに立つと、その幻想的な風景に心を奪われることでしょう。また、近くで見ると、まるで線香花火のような繊細な姿が見えてくるのも魅力の一つです。これらの美しい景色は訪れる人々に癒しを提供します。
公園の職員たちはこの花を「みゅーれん」と呼んで親しんでおり、今年はその植栽面積を180㎡から450㎡に広げ、より多くの人に楽しんでもらえるよう努めています。ミューレンベルギア・カピラリスは、その特有の美しさと色彩から、うみなか秋の新たな名物になりつつあります。
国営海の中道海浜公園の魅力
海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘に囲まれた砂州状の地形に位置し、東西約6キロメートル、面積約350ヘクタールという広大な敷地を誇ります。この公園では四季折々の花々を楽しむことができ、訪れるたびに異なる景色が広がります。さらに、動物の森エリアでは、リスザルやカピバラ、カンガルーなど、かわいらしい動物と直接ふれあえる機会があり、家族連れにも人気です。
2022年には「光と風の広場」が誕生し、ここでは『憩う・学ぶ・遊ぶ』体験ができる滞在型レクリエーション拠点が整備されました。広場では様々なイベントが開催され、地域住民や観光客が集うオアシス的な場所となっています。
アクセス情報
国営海の中道海浜公園へのアクセスは簡単です。最寄りのバス停からも近く、駐車場も完備されているため、アクセスに不便はありません。「海の中道」という地名からも分かるように、周囲は美しい海に囲まれており、風景を楽しみながら散策することができます。
興味がある方は、ぜひこの機会に訪れて、ミューレンベルギア・カピラリスの素晴らしい美しさを体感してみてください。
公園の詳細情報やイベントについては、公式ホームページやSNSをチェックしてください。特に、InstagramやFacebookでは最新情報や訪問者の写真などが掲載されているので、訪問前に参考にするとよいでしょう。