台湾のサイバーセキュリティチームが再び国際舞台に
台湾情報セキュリティ協会(TWISA)は、来る2025年4月23日から25日まで、東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week 春 2025」に参加します。このイベントには、台湾のサイバーセキュリティ開発企業9社が参加し、「CYBERSECURITY TEAM TAIWAN」というテーマのもと、展示会を通じて革新的なセキュリティソリューションを紹介する予定です。
情報漏洩問題の深刻化を受けての出展
最近、台湾と日本ではサプライチェーン企業がハッカーの攻撃を受け、情報漏洩や莫大な損害を被る事例が相次いでいます。これにより、サプライチェーン攻撃が製造業界に深刻な影響を与えていることが浮き彫りになりました。このような背景を受けて、TWISAは日本の市場における技術協力を進め、台湾のサイバーセキュリティ技術をグローバルに示すことを目指しています。
台湾の卓越した技術をベースにした出展
TWISAが率いる出展企業は、ゼロトラストアーキテクチャやAI防御、サプライチェーンセキュリティ、産業制御システムセキュリティ、ポスト量子暗号など、幅広い分野で高い専門性を誇ります。出展企業には以下のような会社があります。
- - uniXecure: 人的要因分析システムとインシデント対応訓練プラットフォームを提供し、日本で複数のMOUを締結。
- - KeyXentic: パスワードレス認証とゼロトラストアイデンティティ管理を強化。
- - ShareTech: AIメール防御とUTMセキュリティゲートウェイの提供実績。
- - TeamT5: APT攻撃の検知や脅威インテリジェンス分析を専門とし、多数の実績があります。
これらの企業はそれぞれの分野で革新的な技術を持ち寄り、台湾のサイバーセキュリティ技術力を証明します。
展示会の詳細
Japan IT Week 春 2025は、53,000人以上のITおよび情報セキュリティ専門家が参加する見込みで、台湾のサイバーセキュリティ技術をアピールする絶好のチャンスです。また、初日の午後にはオープニングセレモニーが行われ、ゼロトラストとポスト量子暗号に関するセミナーも開催されます。
出展にあたって、TWISAは最新技術を発表し、台湾産業の重要性を強化するだけでなく、アジア太平洋地域におけるセキュリティ連携体制の構築を目指しています。
台湾のサイバーセキュリティ産業への期待
TWISAが4年連続で日本のIT展示会に参加することで、台湾のサイバーセキュリティ技術力を国際的に広める機会となります。特に、ネットワーク防御やデータセキュリティの分野で得られる実績は、台湾の技術ブランドを世界に訴求する重要な一歩です。
出展企業は、台湾が持つサイバーセキュリティの専門知識と国際的な連携の可能性を示し、今回のイベントを通じてさらなる成果を上げることでしょう。台湾からのサイバーセキュリティ技術が、国際市場で強い影響を与えることを期待しています。
イベントの魅力
- - イベント名: Japan IT Week 春 2025
- - 期間: 2025年4月23日(水)〜4月25日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - 出展社: 台湾情報セキュリティ協会
- - ブース位置: 東1ホール番号8-18
- - 詳細情報: イベント紹介ページ
日本のIT業界での台湾の存在感が高まる中、CYBERSECURITY TEAM TAIWANの出展に大きな注目が集まっています。新たなビジネスチャンスや国際協力が生まれることに期待が高まります。