アナログ・レコード・プレス工場「VINYL GOES AROUND PRESSING」稼働
レコード会社Pヴァインが新たに設立したアナログ・レコード・プレス工場「VINYL GOES AROUND PRESSING」(VGAP)が、埼玉県川口市で本格稼働を開始しました。この工場は国内4箇所目となるアナログ・レコードの生産拠点で、インディーズ音楽を支える重要な役割を果たすことが期待されています。
Pヴァインの50周年を祝して
Pヴァインは1975年に設立以来、日本におけるインディーズ音楽の草分け的存在として、多数のアーティストや作品を世に送り出してきました。設立50周年を迎えるにあたり、今までも数々の革新的なプロジェクトを展開してきた同社が、VGAPを立ち上げた背景には、高まるアナログ・レコードの需要が影響しています。
レコードブームとその背景
近年、音楽ストリーミングサービスが主流となる一方で、アナログ・レコードの人気も再び急上昇しています。しかし、日本国内においてはレコード製造の施設が限られているため、多くのアーティストが希望するリリースタイミングを逃してしまうことが課題でした。VGAPはこの状況を打破し、アーティストがもっと簡単に、かつタイムリーにレコードを制作できる環境を整えることを目指します。
知識と経験を駆使した品質管理
VGAPは、Pヴァインが50年間で培った技術や知識をフル活用し、国内外のアーティストやレーベルからのプレス製造を請け負います。ダイナミックかつ深みのあるサウンドをお客様に提供し、音楽の魅力を最大限引き出すことで、アナログレコードの制作を遂行します。
新しいプロジェクトの始まり
Pヴァイン設立50周年プロジェクトの一環として、VGAPを開設した背景には、単なる製造だけではなく、アナログ・レコードに関する新たな試みも込められています。例えば、設立者日暮泰文氏の思いを色濃く反映したプロジェクトや、B.B. KINGのベスト盤を初めとする厳選された音質のレコード製造が始まっています。
未来に向けた挑戦
今後、Pヴァインは「P-VINYL 50 PROJECT」と名付けた新たなプロジェクトを展開し、55周年、60周年を見据えた持続可能な音楽活動を目指します。音楽やカルチャーを世界中に届ける使命を果たしつつ、アナログ・レコードへの深い愛情と情熱を持ち続けることで、人々の心に残る音楽体験を提供していく所存です。
お問い合わせ情報
VGAPに関するお問い合わせは、以下の連絡先にご連絡ください。
これからも、Pヴァインとともに新たな音楽の旅を楽しみにしてください。