オフィスバスターズ、AI活用の資産管理システム「Item Cloud2.1」を展開

株式会社オフィスバスターズ（代表取締役社長：熊谷正慶）は、近年のビジネス環境の変化に対応するため、賃貸スペースサービス部門として新たに「株式会社バスターズロジテック」を設立しました。この子会社は、従来の業務の枠を超えた独自のサービスを提供することを目指しています。バスターズロジテックは、昨年11月に設立されたばかりで、その活動は始まったばかりですが、すでに市場に新たな提案を行っています。

特に注目すべきは、2023年の2月にリリースされたAIを利用したクラウド型資産管理システム「Item Cloud2.1」です。このシステムは、オフィスにおける様々な資産を効率的に管理するための強力なツールです。具体的には、AIを駆使して、顧客が預けた社内資産が「どこで」「誰が」「何に」使用されているのかを視覚的に把握できる機能が備わっています。これにより、すべての預かり品を一元管理でき、業務の効率化が実現されます。

「Item Cloud2.1」は、登録された商品をスマートフォンで撮影することで、AIがその特性や特徴を認識し、データベースに登録します。このシステムは、15万件を超える過去のデータを元に、正確かつ迅速な資産管理を可能にします。また、利用者はデバイスを問わず、このシステムにアクセスして資産を管理することができるため、利便性も高いです。今後のバージョンアップも計画されており、5月には「Item Cloud3.0」がリリースされる予定です。

バスターズロジテックが手がける「Item Cloud2.1」の利用によって、企業は自社のオフィス家具や設備の管理を容易に行えるようになり、様々な資産を的確に把握できるようになります。このサービスは、特にオフィス内での資産の運用効率を求める企業にとって、有用な解決策となるでしょう。

取引先には、オリックス、コニカミノルタ、ソニー、パナソニックなど名だたる企業が名を連ねており、信頼性を感じさせます。バスターズロジテックは、今後も様々な形で顧客のニーズに応えるサービスの展開を進めていくと考えられます。

会社概要としては、バスターズロジテックは2019年11月に設立され、本社は東京都中央区に位置しています。資本金は2,000万円で、オフィスバスターズの100％出資によって運営されています。事業内容にはレンタル倉庫業や法人向けのシステム提案も含まれ、多角的な展開をしています。

このように、バスターズロジテックの新たな取り組みや青写真は、オフィス管理の新時代を切り拓くものと期待されています。今後の展開に注目が集まります。