補聴器のイノベーション!新しい再生コースについて
補聴器を上手に活用できずに悩む方々を救うため、2023年11月5日、新しい「補聴器再生」サポートコースが始まります。このコースは、ただの再購入ではなく、使用中の補聴器を根本から再調整し、特別にオーダーメイドの耳栓を作成することによって、お客様それぞれの耳にぴったり合った補聴器の使用をサポートします。
背景と目的
「補聴器難民を1人でも減らしたい」という思いから始まったこの取り組み。特に初めて補聴器を購入した方が直面する「高価な補聴器が役に立たない」「購入前に聞いた話と違った」という声に耳を傾け、その原因を探ると、メガネと違って、補聴器は個人の耳型や形状によって異なり、聴力データがそのまま適用できないことが大きな要因だとわかりました。
実際、耳の大きさや外耳道の形状が異なるため、実績に基づいた調整が必要なのです。
補聴器再生コースの特長
本コースでは、EUで普及している「実耳測定法」を採用しています。この測定方法は、実際に装着した際の耳の中での聞こえをデータ化するもので、これによりより適切な調整が可能になります。
補聴器が自分の耳に合わないと感じることが多い中で、この再生コースを利用することで、参加者は「特別な聞こえ」にアクセスできることが期待されます。実耳測定を活用することで、少ない試行回数で最適な調整を提供し、プロの技術でサポートします。
新コースの料金と内容
「補聴器再生」サポートコースは、片耳が3万円、両耳で5万円となります。このコースには、調整のための来店サポートと、必要に応じて遠隔調整も含まれています。これにより、ユーザーは自宅に居ながらにしても質の高いサービスを受けられ、補聴器の再調整が可能となります。
補聴器難民とは
「補聴器難民」とは、補聴器の使い方や調整について戸惑い、どうすれば良いか分からない人たちのことを指します。特に補聴器購入後、嫌な対応を受けたり、調整を受け付けてもらえず不安を感じる声が多く聞かれます。今回の新サポートコースは、そうした悩みを抱える方々に向け、安心して補聴器を利用できる環境づくりが目的です。
本コース新設への期待
コロナ禍を経て、接触を減らしながらも効果的なサポートを提供したいという希望から本コースが生まれました。この取り組みを通じて、より多くの方に「補聴器の便利さ」を実感していただき、「聞こえることの大切さ」を再確認していただきたいと願っています。質の高い生活を取り戻すための一助に、ぜひこの新たなサービスを利用してみてください。