コンタクトセンターの業務効率化を支援！エーアイスクエアとコムデザインが連携し生成要約サービスとCTIサービスを統合

コムデザインとエーアイスクエアがコンタクトセンター向けサービス連携を開始

株式会社エーアイスクエアと株式会社コムデザインは、コンタクトセンターの業務効率化を支援するため、両社のサービスを連携させることを発表しました。エーアイスクエアが提供する生成要約サービス「QuickSummary2.0」とコムデザインが提供するクラウド型月額CTIサービス「CT-e1/SaaS」を統合することで、コンタクトセンター業務のさらなる高度化を目指します。

人材不足と業務効率化の課題

近年、コンタクトセンター業界は人材不足と業務効率化の課題に直面しています。人口減少と労働力不足に加え、多様化する問い合わせチャネルと顧客からの高い品質要求への対応が求められる中、離職率の高さも大きな問題となっています。これらの課題解決には、AIや音声認識技術を活用した新たなソリューションが期待されています。

両社のサービス連携による革新的な解決策

エーアイスクエアは、AIを活用したコンタクトセンター向けサービスの開発・提供において先進的な企業です。同社の「QuickSummary2.0」は、独自のAIモデルと生成AIを組み合わせた生成要約サービスで、コンタクトセンターにおける音声認識テキストの要約を自動化します。一方、コムデザインは、1,745テナントに利用されているクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」を提供しています。

両社のサービス連携により、CT-e1/SaaSで取得された通話ログをQuickSummary2.0で要約することが可能になります。これにより、オペレーターは通話内容を迅速に把握し、顧客対応の効率化を図ることができます。また、要約された通話ログは、VoC分析やナレッジ整備にも活用することで、顧客満足度の向上やオペレーターのスキルアップにも貢献します。

「QuickSummary2.0」の主な機能

「QuickSummary2.0」は、以下の特徴を持つ生成要約サービスです。

- 独自AIモデルによる前処理機能: 音声認識テキストに対して、重要度判定やクレンジング、個人情報特定を自動で行い、生成AI利用前に文章を正規化します。
- 生成AIモデルの選択機能: お客様の環境や期待する要約形式に合わせて、生成AIモデルを選択できます。Amazon Bedrock を活用した閉域環境でのサービス提供も可能です。
- 目的に合わせたプロンプトの選択機能: オペレーター自身がプロンプトを選択することで、通話ごとに要約パターンを選択できます。