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総務省が新たな電波資源開発課題の提案募集

総務省からのお知らせ

総務省が、2023年11月22日から2024年1月13日までの期間に、電波資源拡大を目的とした新たな研究開発課題の提案を広く募集します。この取り組みは、令和8年度からの実施を目指しており、急増する通信量や周波数需要に対応するために行われます。近年、特に通信技術が進化する伴い、電波の有効利用が重要性を増しています。そこで、研究者や技術者に積極的な参与が期待されています。

電波資源の重要性

社会全体がデジタル化する中で、様々な通信サービスへの需要が日々高まっています。これにより、周波数のひっ迫が懸念されており、効果的かつ効率的な電波の利用が重要課題となっています。このため、総務省は「電波資源拡大のための研究開発」に力を入れ、新たな技術の開発を推進しています。

募集する課題について

今回の提案募集では、以下のような研究開発課題を対象としています：
1. 電波の効率的利用技術：現在使われている周波数帯域の圧縮技術など。
2. 新たな無線システムの共同利用技術：既存の無線システムの下で新しいシステムの共同利用を実現する技術。
3. 高周波数帯への移行促進技術：高マイクロ波帯、ミリ波帯、テラヘルツ帯等を的確に利用するための技術。

提案される研究開発は、おおむね5年以内に完了するものでなければなりません。また、すでに実施されている研究や技術の焼き直しは対象外となります。

提案方法と募集期間

提案を希望される方は、指定の様式に必要事項を日本語で記入し、電子メールで提出してください。すべての提出は、令和7年1月13日（月）17時までにお済ませいただく必要があります。

どのように提案が扱われるのか

提案された内容は、実施に向けた基礎資料として活用されます。優先的に取り組むべきとされる課題については、有識者による評価会を経て、予算要求に向けた手続きが進められます。また、2024年3月頃には新たな研究開発を実施するための委託先募集も行われる予定です。

連絡先

提案に関する詳細や質問がある場合には、総務省の関係部門までご連絡ください。電話での問い合わせも受け付けています。これからの通信社会において、電波資源を最大限に活用するための研究開発の提案をお待ちしております。

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