ベトナム人エンジニア300名超採用実績を持つコンサルタントの力量
東京都千代田区に本社を置くアルファプライムコンサルティング株式会社(APC)が、これまでに紹介したベトナム人エンジニアの数が300名を突破しました。これは、国内の建設業界が直面する深刻な人材不足に対処するための重要な取り組みとして注目されています。代表の登尾政行氏は、15年以上にわたり全国の建設業者へのコンサルティングに従事し、これまでに100社以上の企業にエンジニアを紹介してきました。
建設業界の人材不足と外国人エンジニアの必要性
少子高齢化が進む日本では、生産年齢人口が減少しており、特に建設業界では施工管理や設計を担当するエンジニアの確保が急務となっています。そこで、日本の地場建設会社では、外国人エンジニアの採用に目を向ける動きが増えてきました。APCは、優秀なベトナムのエンジニアを企業に紹介することで、このニーズに応えています。
APCの人材紹介サービスの特徴
アルファプライムコンサルティングは、外国人エンジニアの紹介において、募集から教育、面接のマッチング、在留資格申請、入国手続き、入社後のフォローまでを一貫してサポートするワンストップサービスを提供しています。特に、ベトナムの名門大学を卒業したエンジニアを厳選して紹介する点が大きな強みです。
登尾氏は、APCアカデミーにおける教育の重要性を強調します。APCアカデミーでは、応募者に対して個別面接を実施し、その能力や適性を把握した上で日本で求められるスキルに応じた教育が行われます。プログラムの一環として、日本語教育が提供され、参加者はN4レベル以上の日本語能力を目指します。
教育とマッチングの実績
2024年6月時点で、APCアカデミーの4期生として20名がカリキュラムを修了した後、5期生として新たに21名が入学しました。その後、カリキュラムを終えたエンジニアたちは、企業とのマッチングに進み、内定を受けた後は在留資格の取得手続きもAPCが引き受けているため、エンジニアたちはスムーズに日本での仕事を始めることができます。
登尾氏によると、ベトナム人エンジニアは、日本の企業で成功を収めている事例が増えており、特に建築施工管理においては管理職としての役割を果たす人材も出てきているとのことです。また、ベトナムの若い世代は、経済成長を背景に高度なIT技術の習得が進んでおり、これを活用したいと考える企業にとって、ベトナム人エンジニアは重要な存在になっています。
企業における外国人エンジニアの活用
まだベトナム人を採用したことのない企業の中には、発展途上国出身の人材を安価な労働力と誤解しているケースも多々あります。しかし、登尾氏は「ベトナムは近年、特にIT教育が政府によって推進されており、エンジニアたちは日本の建設業界に求められるスキルを持っています」と指摘します。高度なIT技術が必要とされる時代にあって、彼らを正しく評価し活用することが、企業の成長につながるのです。
まとめ
今後もAPCは、建設業界の人材不足解消に向けて、ベトナムの優秀なエンジニアたちを日本の企業に紹介し続けることを目指しています。外国人の活用を考える企業にとって、変革の時期である今こそ、ベトナムという国を理解し、彼らの能力を最大限に活用することが求められています。APCはこの架け橋となり、企業とエンジニアの双方にとっての利益を生み出すことで、日本の建設業界の未来を明るくすることを目指しています。