八丈島でドローンを活用した土砂崩れ復旧工事
八丈島に位置する大里一の沢で発生した土砂崩れ災害に際し、赤間建設株式会社と株式会社エーアールエーが共同で復旧作業を進めています。この取り組みでは、ドローンを用いた点群測量技術を導入し、技術の革新によって工期とコストの大幅な削減を実現しました。
1. 取り組みの背景と目的
昨年発生した土砂崩れは地域住民に大きな影響を及ぼしました。特に民家の倒壊が懸念されており、迅速な復旧工事が求められました。赤間建設は、従来の手法に替えてドローンを使った測量を行うことで、復旧計画の精度を高め、スピーディーな対応を目指しました。
2. ドローン点群測量の導入
ドローンによる点群測量を利用することで、従来の測量方法に比べて得られる情報が大幅に増加しました。具体的には、災害前と後の測量データを比較分析し、土砂崩れの範囲や崩壊量を正確に算出しました。また、倒木の本数や幹の太さを測定することで、復旧計画に必要なデータも収集しました。
3. 調査内容
- - 対象エリア: 約17,000㎡(約5,151坪)
- - 調査内容:
- 土砂崩れ範囲の3D点群測量
- 災害前後の地形比較による土量算出
- 倒木本数および幹径の調査
取得したデータは3Dデータとして可視化され、行政機関への報告資料としても利用されました。この技術により、復旧計画における精度が向上し、伝えられました。
4. 成果と効果
従来の測量方法では、
- - 工期: 2日
- - 人員: 6名
- - コスト: 約70万円
一方で、ドローンを用いた新たな測量方法では、
- - 工期: 0.5日
- - 人員: 3名
- - コスト: 約40万円
これにより、工期が75%、人員が50%、コストが約40%も削減されました。これらのデータは、災害復旧計画の意思決定において非常に重要な役割を果たしました。
5. 今後の展開
株式会社エーアールエーは、災害復旧に限らず、インフラ点検や建物調査など幅広い分野でドローンと3D点群技術の活用を推進しています。今後も安全性と効率性の向上を目指し、建設業界全体に貢献していく方向で活動を続けます。
また、特別価格で初回案件への対応も行っており、ニーズに合わせたサービス展開が期待されています。
6. 会社概要
株式会社エーアールエーは、東京都や神奈川県の公共機関と提携し、外装修繕工事や点検業務をドローン技術を駆使して手掛けています。今後も、公共および民間の両方に対して、安心・安全なサービスを提供し続ける所存です。