サンケン電気、新型コントロールIC「SSC3S932A」を量産開始
埼玉県新座市に本社を構えるサンケン電気株式会社が、最新のLLC電流共振型オフラインスイッチング電源用コントロールICである「SSC3S932A」の量産を開始しました。この新製品は、小型で高効率な電源設計を実現しつつ、電子機器における瞬間的な高出力要求にも柔軟に対応できる性能が特徴です。
SSC3S932Aの特性と機能
SSC3S932Aは、制御回路とハイサイドパワーMOSFETを駆動するためのフローティングドライブ回路を内蔵したLLCタイプの電流共振型コントロールICです。このICは補助電源を外付けとし、スタンバイ電力を30 mW以下に抑えることが求められる用途に最適です。
配慮された動作設計により、定常動作時には過電流保護機能が最適化され、ピーク負荷への適応力が向上しているため、大型テレビなどの音声出力が急激に高まるシーンにおいても、直ちに対応することができます。
充実した保護機能
この新しいICは、デッドタイム自動調整機能や電流共振外れ検出機能、さらに二段階の過電流保護という様々な保護機能を備えています。これによって、小型で高効率、かつ低ノイズな電源システムの実現が可能になります。
様々な用途に適した設計
SSC3S932Aは、AV機器、OA機器、産業機器、通信機器など、さまざまな電子機器でスイッチング電源として活用することができます。小型設計でありながらもその機能は多岐にわたります。また、すべてのスイッチング領域がソフトスイッチング動作する「SMZ方式」を採用し、高圧コンデンサを必要とせず、トランス利用効率の向上も期待できます。
応用の幅広さ
大型の電子機器において要求されるピーク電力への対応を強化しているため、音量の急激な変化や突発的な電力需要にしっかりと応えることができます。これにより、より高性能な製品の実現に貢献することが可能です。
会社情報
サンケン電気株式会社は、1946年に設立され、電子部品やデバイスの製造・販売を手がけています。近年では、持続可能な社会に向けた高効率な電源ソリューションの開発にも注力しています。本社は埼玉県新座市にあり、顧客と共に未来を切り開く企業として成長を続けています。公式サイトも訪れてみてはいかがでしょうか。
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