株主総会をリモートで体験する新たな取り組み
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がイベントや会合をオンラインでの実施に切り替える中、株式会社パイプドビッツが新たに提供を開始した「バーチャル株主総会ソリューション」が注目を集めています。このソリューションは、株主が株主総会会場に訪れなくても、自宅やオフィスからパソコンやスマートフォンを通じて参加できる仕組みを提供します。これにより、株主の安全を確保しつつ、円滑な運営が可能となります。
直面する現実とその対応
昨今、株主総会を開催する際には、出席者の安全を確保することが最優先事項となっています。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、株主は感染リスクを避けつつ、自身の意見を反映させたいというニーズがあります。この新たなソリューションは、そうしたニーズに応えるものです。2014年から続けられた「株主総会議決権行使システム」に基づき、株主はリアルタイムで株主総会に出席し、自分の意見を議題に反映させることができます。
特徴と利点
1. 遠隔地からの参加
株主は株主総会当日、特定のページにアクセスし、送られてきたログイン情報を入力することで参加します。ライブ中継を観ながら、意見を言ったり、議決権を行使したりすることができ、まるで現場にいるかのような感覚を持ちながら議論に参加できます。
2. リアルタイムの議決権行使
バーチャル出席している株主は、ライブ中継で提供される情報を基に議決権を行使できます。これは、インターネット経由の情報をもとに、その場でデータの集計がされることを意味します。これにより、株主総会の透明性がさらに確保されます。
3. 質問受付システム
現地出席が難しい株主にも配慮され、リアルタイムで議長への質問を投稿できます。事務局が質問を管理し、円滑な回答が行われることで、双方向のコミュニケーションが強化されます。
4. デジタルギフトの贈呈
バーチャルで参加した株主にはデジタルギフトが贈られます。これにより、出席できなかった株主でも公平におみやげを受け取ることができ、株主とのコミュニケーションをより深める手段となります。
5. フレキシブルな対応
企業ごとに異なるニーズに対応し、参加型や出席型など多様なスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。それぞれの企業に最適な株主総会を実現するための準備が整っています。
今後の展開
このソリューションは、株主の安全確保だけでなく、遠隔参加に対するニーズの高まりへの適応も視野に入れています。株式会社パイプドビッツは、既に様々な組織に向けたオンライン投票システムを提供しており、引き続き株主総会の革新を追求しています。2021年以降、リモート参加型の株主総会が主流になることが期待されており、同社はその牽引役となることでしょう。
本ソリューションに関する詳細情報やお問い合わせは、公式サイトをご覧ください。
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パイプドビッツについて
法人名: 株式会社パイプドビッツ
本社所在地: 東京都港区赤坂2丁目9番11号オリックス赤坂2丁目ビル
代表者: 代表取締役社長CEO 林 哲也
業務内容: 情報資産プラットフォーム事業、ソリューション事業
この新しい取り組みは、今後の株主総会の在り方を変える可能性を秘めており、企業と株主の距離を縮める重要なステップとなるでしょう。