ウェスティン都ホテル京都、特別苺スイーツの販売開始
2025年3月、ウェスティン都ホテル京都では、特別に栽培された苺を使用したスイーツが期間限定で登場します。このプロジェクトは、食品廃棄物を利用した革新的な堆肥作りの一環であり、持続可能な未来を目指しています。
環境に優しい堆肥作り
当ホテルは2023年8月より総合地球環境学研究所の大山修一教授と連携し、環境に配慮した「ドライコンポスト」のプロジェクトを推進しています。この手法は、従来の堆肥作りの水分管理の課題を解決し、水を使用せずに微生物を活かした堆肥作りを実現しました。
毎週2回、ホテルのオールデイダイニング「洛空」から約30キロの食品廃棄物が収集され、プロジェクトチームによって厳密に管理されます。この廃棄物は、土壌や米ぬか、鶏糞と混ぜられ、活性化した微生物により栄養価の高い堆肥へと変わります。この特別な堆肥を使用して、京都府精華町の清水農園が栽培した苺が誕生しました。
地元との連携
当ホテルの総料理長、吉田は地元農家との連携を重視しており、清水農園とのパートナーシップが実現しました。清水農園では、野菜ソムリエの資格を持つ清水弘明氏が農業に励んでおり、有機的な栽培方法を取り入れることで芳醇な香りと高い糖度を持つ「さちのか」を育てています。この苺は、甘味と酸味のバランスが絶妙で、苺の美味しさを引き立てています。
苺のシャルロット
特別な苺を使用したスイーツ、苺のシャルロットも注目です。柔らかなスポンジ生地の上に、バニラと苺の二層のムースが重ねられ、間に苺ジャムが挟まれています。また、カットした果肉が飾られ、2種のチョコレートプレートで仕上げられています。このスイーツは2025年3月1日から31日まで、2階のティーラウンジ「メイフェア」で提供され、料金は1,000円(イートイン)です。
持続可能な未来に向けて
ウェスティン都ホテル京都は、このプロジェクトを通じて食品廃棄物の削減と資源の有効活用に努め、SDGsを意識した取り組みを推進していきます。地元食材を使用した料理やスイーツを提供し、地域とのつながりを深めることで、持続可能な社会を目指しています。
ご予約・お問い合わせ先
ウェスティン都ホテル京都レストラン予約係
営業時間10:00~19:00
TEL:075-771-7158
いちごの新しい魅力を体験しに、ぜひお立ち寄りください。ウェスティン都ホテル京都で、環境への取り組みとおいしさを感じる贅沢なひと時をお過ごしください。