京都府亀岡市で、旧亀山城下町の魅力を再発見するための「第2回亀岡市景観まちづくりシンポジウム」が令和7年3月20日(木・祝)に開催されます。このイベントは、地域住民が集まり、城下町の景観を重視したまちづくりについて考える場として設けられており、専門家による基調講演やパネルディスカッションを通じて有意義な意見交換が行われます。
シンポジウムの目的
亀岡市では、旧城下町地区における景観まちづくりの重要性を深く認識しています。このシンポジウムの目的は次の3つです。
1.
景観まちづくりの取り組みを共有する - 旧城下町地区の魅力を引き出すために、過去の取り組みや成功事例を地域住民と共有します。
2.
専門家から学ぶ - 景観に関する専門家による講演を通じて、まちづくりについての知見を深めることができます。
3.
地域住民との意見交換 - 地域の未来を考えるための意見を交換し、新たな視点を得る機会を提供します。
シンポジウムの開催概要
シンポジウムは、以下の通り開催されます。
- - 日時: 令和7年3月20日(木・祝)13:30~15:45
- - 場所: ガレリアかめおか コンベンションホール
- - 費用: 無料
当日のプログラムは、基調講演とパネルディスカッションで構成されます。基調講演のテーマは「景観まちづくりの一歩-亀岡旧城下町地区の変遷を通して」で、京都府立大学名誉教授の宗田好史さんが講師を務めます。
続いて、パネルディスカッションでは、「城下町らしさを大切にしたまちづくり」というテーマのもと、コーディネーターとして宗田さんが進行し、「京都亀岡城下町」まちなみ・まちづくり協議会の会長である塚本政雄さん、柳町自治会の西島秀樹さんがパネリストとして参加します。地域の歴史や文化を踏まえた意見やアイデアが飛び交うことが期待されます。
催し物や展示情報
シンポジウム当日、ガレリアかめおかでは、伝統的建造物群の保存対策に関する調査成果の展示や、国登録有形文化財の紹介が行われます。これにより、亀岡市の豊かな歴史と文化に触れることができる貴重な機会となるでしょう。
先代のシンポジウムでは、地域の景観に関する意見交換が行われ、住民の関心が高まりました。今回のシンポジウムでも、住民一人ひとりがまちづくりに関わり、亀岡市の未来を築くための第一歩となることが期待されています。
亀岡市の旧城下町の魅力
亀岡市は、戦国武将・明智光秀が築いた丹波亀山城を中心に発展した歴史ある町です。城下町の魅力は当時の面影を色濃く残す古い町家にあり、特に昆虫籠窓や格子戸など、伝統的な意匠が施された建物が往時の繁栄を物語っています。
また、亀岡祭などの伝統行事が大切に受け継がれ、地域の文化と歴史は今もなお生き続けています。歴史が息づくこの町で、亀岡市民とともに景観の未来を考えるシンポジウムへの参加をぜひお勧めします。
亀岡市の観光協会や文化資料館へのリンクも参考にして、さらに深くこの町の魅力を探究してみてください。