Kakip® BSP ver.7.1発表
2025-06-16 13:29:53

株式会社ユリ電気商会、AI-SBC Kakip® BSP ver.7.1を発表!新機能が充実

株式会社ユリ電気商会がAI-SBC Kakip® BSP ver.7.1を発表



株式会社ユリ電気商会が、大阪市北区に本社を置く企業の代表として、AIシングルボードコンピュータ「Kakip(カキピー)」の最新のBSP(Basic Software Package)であるバージョン7.1のリリースを発表しました。2025年6月16日から公式ウェブサイト(Kakip公式サイト)からダウンロードが可能になるとのことで、多くのエンジニアや技術者からの注目が集まっています。

この新しいBSPの主な特徴としては、以下のような機能の追加があります。

主な更新点


1. マルチOSへの対応
このバージョンからは、リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)においてCPUコアの制御が可能になりました。これにより、さまざまな用途での柔軟な運用が期待されます。

2. カメラドライバーの対応
MIPI-CSI2カメラのドライバに対応し、IMX-216を搭載したボードカメラを4ch接続できるようになりました。映像取得の面でも大幅なパフォーマンス向上が見込まれます。

3. GPIO制御のGPIOの制御の追加
Linux環境からのGPIO制御が可能になり、ハードウェアとのインターフェースがより簡単に行えるようになりました。

4. 外部機器ドライバの対応
USB無線LANモジュールやHDMI映像入力がX1301での対応となりました。これにより、GitHubにて対応機器が随時更新され、ユーザーが個別に機器を組み込むことが可能になります。

今後の展望


Kakipの利便性が向上するよう、BSPのメンテナンスは今後も継続的に行われる予定です。公式GitHub(Kakip GitHub)では、対応機器の拡張情報やアプリケーション事例も随時公開されており、特にKakipを使用した4眼VSLAM技術などの実用的なアプリケーション事例が共有されています。このリポジトリのフォローを推奨し、自身のプロジェクトにともに生かしてください。

このように、Kakip® BSP ver.7.1は多機能化と柔軟性の向上に貢献しており、ますます多様な技術領域に活用されることが期待されます。エンジニアや開発者にとっては、この新機能を活用することで、さらに革新的なアイディアを形にすることができるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ユリ電気商会
住所
大阪府大阪市北区西天満1-2-5大阪JAビル 13階
電話番号
06-6809-2280

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