クックビズが明らかにした飲食業界の転職事情
飲食特化の人材サービス会社、クックビズが行った転職に関するアンケート結果「飲食人白書2012」が発表され、業界の動向が浮き彫りになりました。調査は、同社の転職支援サービスを利用した913名の求職者を対象に実施され、20代から50代の幅広い年代が参加しています。結果は、飲食業界の求職者がどのような基準で職場を選び、転職活動を行っているのかを理解する手助けとなる内容です。
調査結果の概要
1.
職場の雰囲気が最重要視
転職活動で重要視されるポイントは、「職場の雰囲気」が46%で1位。これに対し、給与の良さが44%で2位となり、職場環境の改善が求職者にとって大切であることがわかります。他にも、スタッフの人柄、勤務時間、仕事内容、食材へのこだわり、交通便など、多様な基準が挙げられています。
2.
ネット媒体の人気
転職活動で利用された媒体は、「インターネット」が62%と最多であり、次いで「WEB求人サイト」が48%と、情報収集は紙媒体よりもオンラインが優勢であることが明らかになりました。
3.
検索エンジンの活用が主流
利用方法を見たところ、「Yahoo!」が23%、「Google」が21%であり、多くの求職者が特定の求人サイトを訪れるのではなく、検索エンジンで条件を入力し、情報を探していることがわかりました。
4.
転職支援サービスのメリット
転職支援サービスを利用した求職者の意見では、第三者からの客観的な情報が有意義であるとの回答が多く寄せられました。「就業を希望する飲食店のことを教えてもらえた」という意見が32%を占め、他の業界と比較して、飲食業界はまだあまり利用されていないものの、その効果が実感されているようです。
5.
高い満足度を誇る転職サービス
調査の最後には、転職支援サービスの満足度を尋ねたところ、95%が「大満足」または「満足」と回答しました。このデータから、多くの求職者がクックビズのサービスに高い評価をしていることが伺えます。
調査概要
- - 対象者: クックビズの転職サービスを利用した求職者
- - 実施期間: 2010年10月〜2012年9月
このように、クックビズが実施した調査は、飲食業界における転職の実態を明確に示しています。職場環境や人間関係が求職者にとって重視されていることは、業界としても理解すべき重要なポイントです。また、こうした情報は求職者が転職活動を行う際に非常に役立つでしょう。さらに詳細は、クックビズの公式Facebookページにて確認できます。
会社概要
完全に飲食業界に特化した人材紹介サービスを展開するクックビズ。
- - 所在地: 大阪府大阪市北区芝田2-7-18
- - 設立: 2007年12月
- - 事業内容: 飲食専門の有料職業紹介、求人サイト運営、採用コンサルティングなど
本調査に関する問い合わせは、クックビズの担当者までご連絡ください。