エーピーコミュニケーションズ、データ・AIエンジニアの育成プログラムを実施
株式会社エーピーコミュニケーションズ(東京都千代田区)が、データやAIに関心のあるエンジニア向けに新たな採用企画「Data & AI BootCamp」を立ち上げました。このプログラムは、急成長を遂げるデータ・AI分野の需要に応えるため、次世代の専門家を育成し、企業の事業拡大を目指すものです。
プログラムの特色
「Data & AI BootCamp」では、従来の選考方法から脱却し、受講者が独自のトレーニングを受けながらスキルを磨きつつ、企業側と受講者との相互理解を深めることを重視しています。これは、エンジニアが自身の経験を基に、実践的なデータ・AIエンジニアリングスキルを習得する場となります。
トレーニングの概要
このプログラムは、業界で注目されているDatabricksを活用した短期間の研修で構成されています。全4回にわたる集中ワークショップでは、受講者はデータの整形やパイプライン構築、機械学習(ML)、人工知能(AI)の基礎を学びます。
1.
Day 1: Databricks入門 では、プラットフォームの基本をハンズオン形式で習得。ノートブックの使い方やデータの取り込み方を学びます。
2.
Day 2: データパイプライン構築 では、Streaming TableやDelta Live Tableを用いてデータ処理とワークフロー設計を実践。
3.
Day 3: MLとAIの学習 では、Databricks内でのモデル構築のプロセスや、生成AIの可能性にスポットを当てます。
4.
Day 4: プロジェクトの発表 では、各自の学びを振り返り、参加者同士の情報交換を行います。
参加者は、データウェアハウスとデータレイクの利点を融合した新しいアーキテクチャを理解し、効率的なデータ処理のためのクラスタ構成についても学びました。
オンラインでの集中的なスキル習得
このプログラムは約1ヶ月間、全てオンラインで実施。エンジニアは現職を持ちながら参加できるため、地域を問わず多くの人が参加可能です。この環境により、参加者は自身のペースで学びながら、実践的なスキルを身につけることができます。
実践的なプロジェクトを通じたスキルの応用
BootCampの大きな特徴は、実際のデータを使用したプロジェクトが組み込まれている点です。参加者は、ニューヨーク・シティ・タクシーのデータを利用した機械学習モデルの構築を経験し、データ分析のEnd-to-Endプロセスに関与しました。また、テキストデータを扱ったコメント分析のプロジェクトにも取り組んでいます。
高い学習意欲を備えた参加者の紹介
プログラムでは、多様なバックグラウンドを持つエンジニアが参加し、各々がAIやデータに対する強い関心を示しました。彼らの積極的な姿勢は、同研修の充実した環境を作り上げる要因となっています。
事業拡大に向けた人員の募集
株式会社エーピーコミュニケーションズのLakehouse事業部は、Databricks Lakehouse Platformを利用したデータ・AI業務の需要増加を受けて、積極的に人員拡大を進めています。本プログラムを通じて採用した即戦力のあるエンジニアたちは、当社の顧客へ高品質なソリューションを提供するため重要な役割を果たします。
この「Data & AI BootCamp」は今後も継続し、さらなる人員拡大へとつなげていく予定です。エーピーコミュニケーションズは、最前線のデータ・AI技術の普及と人材育成に向けて、今後も尽力してまいります。