ユーグレナの展望と未来を語る20周年記念イベント開催レポート
2025年12月16日、株式会社ユーグレナが創立20周年を祝う特別なイベントを東京大学・伊藤謝恩ホールで開催しました。この日は、2005年12月に石垣島での食用ユーグレナ大量培養に成功した瞬間を振り返り、これまでの歩みを共にしてきたステークホルダーへの感謝を伝えるとともに、今後のユーグレナ研究の未来を共創することを目的としていました。
イベントのセッション
1. 創業者の語る感慨
最初のセッションでは、ユーグレナ社の共同創業者でありエグゼクティブフェローの鈴木健吾氏が登壇し、企業創立時の思いや感謝の気持ちを語りました。彼は、「人と地球を健康にする」という理念のもと、たった3名で始まった挑戦の日々を振り返ました。石垣島での初の成功の喜びは、今でも忘れられない瞬間であると話し、これまでのサポートに対して深い感謝の意を示しました。
2. ユーグレナ研究の歴史と未来
次に続いたセッションでは、過去の研究成果と未来の可能性についての議論が行われました。最初に登壇したのは、創業初期から支えてくださった教授や、生産現場の基礎を築いた有識者たちです。当時「不可能」と言われたユーグレナの屋外大量培養をいかにして実現したのか、その熱いエピソードとともに、現在の事業の原点について語られました。中野長久教授(大阪公立大学 名誉教授)の強いメッセージを受け、参加者たちは過去の成果の日々を感じられました。
後半では、世界各国で活躍する研究者たちが集結し、バイオ生産技術や環境科学に関する最新の成果を発表しました。ユーグレナが未来に果たす役割についての意見も交わされ、参加者たちの心に次世代のサステナビリティへの希望が高まりました。
3. 知識研究経済圏の構想
最後に、リバネスの丸幸弘代表が「知識研究経済圏」という新たな提言を行いました。研究成果を社会に迅速に実装するための新しいR&Dのあり方が示され、未来の科学研究のあり方に思いを馳せた参加者たちに新たな期待感が寄せられました。
未来に向けたメッセージ
イベントの締めくくりとして、ユーグレナ社の出雲充社長が壇上に立ち、20年前の成功から現在まで支えてくださったすべての方々に心からの感謝を伝えました。創業当初の理念は、今ではヘルスケアやバイオ燃料などの幅広い分野に広がり、「ユーグレナという小さな存在が、サステナブルな未来をつくる大きな力になる」と語る出雲社長の言葉は参加者の心に響き、さらなる社会貢献への確信を与えました。
ユーグレナ社は、「人と地球を健康にする」という使命を胸に、未来に向けて新たな一歩を踏み出します。この感動的なイベントの様子を収めたダイジェスト動画は、公式サイトで公開されています。
株式会社ユーグレナについて
2005年に設立されたユーグレナ社は、世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術を確立しました。サステナビリティを重視し、様々な分野でユーグレナを活用した製品を提供しています。また、バングラデシュの子どもたちに栄養あるユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を通じても、社会貢献に努めています。公式ウェブサイトでは、最新の情報が随時更新されています。