ウズベキスタン共和国 内閣直属移民庁との理解覚書締結
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(以下「フォースバレー」)は、2025年12月18日にウズベキスタン共和国内閣直属移民庁との間で基本合意書(MOU)を締結しました。この合意は、ウズベキスタンの若者が日本を含む海外でのキャリアを築くための支援を目的としています。
背景と現状
ウズベキスタンの人口の約60%が30歳未満で、毎年60万人以上の若者が就労可能年齢に達します。この若年層の成長は、海外での就労機会や国際的な人的交流の基盤となる重要な要素です。また、中央アジアにおける教育水準の向上が、国際的なキャリアを志向する若者を育てています。日本においても、労働力不足の背景から優れた外国人材への期待が高まっている状況です。
フォースバレーはこれまで、インドやネパール等の国々と共同で教育プログラムを実施し、教育から就労、さらにはキャリア形成までを包括的に支援するモデルを築いてきました。このMOUの締結は、その経験をもとに、ウズベキスタンの若者に新たなチャンスを提供することを目的としています。
MOUの内容
この合意書では、以下の主な連携内容が定められています。
1.
人材育成・教育プログラムの整備
ウズベキスタン国内の教育機関と協力し、日本語教育や就労文化の理解を深めるプログラムを作成します。受け入れ企業が必要とする教育や研修の整備も行い、質の高い人材を育成することを目指します。
2.
海外就労およびキャリア支援
ウズベキスタンの人材が日本及びその他海外企業に就業できるよう、就職支援とキャリアカウンセリングを提供します。その後の定着支援も行い、持続可能な雇用を確保します。
3.
持続的な人的交流モデルの構築
政府や教育機関、企業との連携を通じて、一時的な雇用にとどまらない長期的かつ循環的な人的交流を実現します。
今後の展望
フォースバレーは、このMOUを基にウズベキスタンにおける人材育成拠点との連携を徐々に拡大し、企業のニーズに応じた人材を育成していく方針です。また、国境を越えたキャリア支援を通じ、両国にとって価値ある人的交流を促進する努力を続けます。
フォースバレーは、「Connect Job」というブランド名で多様な国々の人材を結びつけ、国際的な人材の採用や育成を支援します。自社開発したデータベースには186の国と地域、約46万人の人材が登録資格をもち、日本の大手および中小企業との取引実績も築いてきました。特定技能向けのオンラインマッチングプラットフォームを提供するなど、様々な形で人材支援の幅を広げています。これにより、雇用不足問題を抱える国々から、日本の労働力不足に応える優秀な人材を受け入れ、グローバルな問題解決に貢献していきます。