大洋州地域におけるサイバーセキュリティ能力構築演習の実施報告

大洋州地域におけるサイバーセキュリティ能力構築演習



総務省と国際協力機構(JICA)は、2024年2月2日から6日までフィジーで大洋州地域を対象としたサイバーセキュリティ能力構築演習を開催しました。本演習は、サイバーセキュリティの基礎知識や具体的な防御技術を身につける機会を提供するもので、主に政府職員や通信事業者、重要なインフラの担当者が参加しました。今回の演習には、クック諸島やミクロネシア連邦など、12の国・地域から24名が参加し、国際的な連携強化を図ることが目的です。

演習の背景と目的



サイバー空間は国境を越えて利用されることから、その安全性を確保するためには、国際的な協力が不可欠です。特に、大洋州島しょ国は地理的にも重要な位置にあり、デジタルインフラの整備や経済社会のデジタル化が進む中、サイバーセキュリティ対策の重要性が高まっています。総務省は「自由で開かれたインド太平洋」の実現を視野に入れながら、サイバーセキュリティの能力を向上させるための演習プログラムを通じた支援を行います。

演習の内容



令和7年度第2回目となる今回は、サイバーセキュリティに関する基礎的な知識を習得するための研修と、我が国が開発した実践的サイバー防御演習(CYDER)を活用した内容が用意されました。参加者は、実際のサイバー攻撃に対する防御策を体験しながら、重要なスキルを獲得しました。

演習では、サイバー攻撃のシミュレーションを通じて、参加者が直面する可能性のあるリスクを理解し、具体的な対策を考える機会を提供しました。また、他国との共同作業を通じて、国際的なネットワークの重要性も再認識されました。

参加国と関係機関



参加した国々には、フィジーをはじめ、ソロモン諸島やトンガ、バヌアツなどが含まれます。演習は総務省とJICAの共催で行われ、フィジー政府や日本国大使館などが協力しました。今後も引き続き、参加国のニーズに応じたプログラムを提供し、サイバーセキュリティの強化に努めていく方針です。

今後の展望



総務省は、演習を通じて得られた知見やスキルを活かし、さらなる能力構築支援を展開する予定です。次回の演習では、より多くの参加者を募り、より深い協力関係を築いていくことを目指しています。また、デジタル社会の進展を受けた新たなプログラムの開発にも取り組み、国際的なサイバーセキュリティ対策の強化を図ります。

結論



今回の大洋州地域向けサイバーセキュリティ能力構築演習は、参加国のネットワークを強化し、サイバーセキュリティの向上に貢献する重要な一歩となりました。国際協力のもと、未来に向けたさらなる発展が期待されます。

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