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ゼロトラストアライアンス・ジャパンの設立

2024年2月4日、東京都に拠点を置くIT企業19社が協力し、「ゼロトラストアライアンス・ジャパン」（ZTAJ）を設立しました。この組織は、企業が新しいセキュリティ戦略「ゼロトラスト」を理解し、安全な環境を構築する手助けをすることを目的としています。代表にはKeyspider株式会社の寺田雄一氏が選定され、組織の成長と活動の推進が期待されています。

参画企業の多様性

アライアンスには、特別会員である東洋大学及び情報処理推進機構（IPA）をはじめ、さまざまな企業が名を連ねています。株式会社アクシオやアイシーティーリンク、NTTアドバンステクノロジなどの企業が理事会員として参加し、さらにアジア株式会社やエンカレッジ・テクノロジ株式会社など、正会員にも多数の企業が加盟しています。また、協賛会員としてシティアスコムも支援しています。

ゼロトラストが目指すもの

ゼロトラストの概念は、テクノロジーの変化に伴い、企業のセキュリティ維持に不可欠な要素とされています。新型コロナウイルスの影響により、リモートワーク等の普及が進む中、企業は情報漏洩や不正アクセスのリスクにさらされています。ZTAJは「ゼロトラスト」について広く一般に理解を促し、具体的な対策を推進します。

具体的には、次の3つの活動が行われる予定です。1つ目は、ゼロトラストのセキュリティ戦略を一般にわかりやすく解説すること。2つ目に、理想論ではなく、現実的に実行可能な方法論を提示します。そして最後に、日本企業の実際の事例をもとに具体的な解説を行います。

未来に向けての活動内容

ZTAJは、単一の製品やシステムで理想のゼロトラストが実現できるものではなく、数多くの要素を組み合わせていく必要があると認識しています。完璧なゼロトラストを実現することは現在困難だと言われていますが、参画企業が協力し、効果的なセキュリティ戦略を構築することで、次第にその実現に近づくことを目指しています。

今後は、セミナー開催や公式ウェブサイトの開設にも取り組む予定であり、広範な情報共有や知識の普及が期待されています。これにより、企業はゼロトラストの理解と実践を深め、DX（デジタルトランスフォーメーション）が加速することが求められています。

お問い合わせ情報

本件についての詳細な情報が必要な方は、ゼロトラストアライアンス・ジャパンの事務局までご連絡ください。電話やEメールでのお問い合わせを受け付けており、迅速に対応いたします。場所は東京都品川区の五反田NNビルにあり、より詳しい情報が得られます。


これからもゼロトラストアライアンス・ジャパンの活動に注目し、この新しいセキュリティ戦略が多くの企業に普及していくことを期待しています。

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