神戸靴工房出現!
2025-12-26 11:06:55

神戸の靴工房が阪急電車に出現!驚きの靴づくり体験

神戸の靴工房が阪急電車に出現!驚きの靴づくり体験



2025年12月13日、阪急電鉄大阪梅田駅で、神戸の靴づくりにスポットを当てた特別展示「でんしゃ・de・推し工房」が開催されました。このイベントに参加したのは、神戸市長田区を拠点とする株式会社田中務補商店をはじめとする5社。彼らは共に、神戸で培われた靴づくりの魅力を非日常の空間、阪急電車の車両内で表現しました。

イベントの魅力と内容



この展示では、普段目にすることのない靴の中身や製造工程を間近で観察できるチャンスを提供。来場者は、木型、中底、シャンクなど、靴に使われるさまざまな部品についての知識を深め、作り手と直接対話することができました。午前10時から午後2時までの4時間、盛況のうちに終了したこのイベント。来場者の中には、事前に情報をキャッチして待ち望んでいた親子連れや鉄道ファン、ものづくりに興味を持つ方々も多く見られました。

特に印象的だったのは、靴づくりに携わる職人との交流。来場者は「電車の中でこのような体験ができるとは思わなかった」との感想を述べ、自らの疑問について職人に質問をする姿も多く見受けられました。このコミュニケーションは、対面での展示ならではの特典ともいえるでしょう。

神戸の靴づくりの歴史を感じる展示



さらに、このイベントでは神戸の靴づくりの歴史を追体験できる「歴史コーナー」が設けられました。来場者は、神戸の靴産業の歩みを「開港」「長田工房」「ケミカルシューズ」「デザイナーズ」「神戸シューズ」という各時代の“駅”に見立てたパネルで学ぶことができました。ジオラマ風の演出により、神戸の靴づくりの歴史を楽しむことができる空間が構築され、参加者はまるで時間を遡るような体験をしました。

また、来場者に配布された「神戸靴新聞・号外」も話題を呼びました。この新聞は200部制作され、神戸の靴づくりに関する重要な出来事や時代背景をまとめているため、多くの方が興味を持って手に取りました。開始から2時間で配布終了となるほど、来場者にとって貴重な情報源となりました。

来場者の反応と展望



この特別展示は、神戸の靴づくりを「身近な存在」として体験する機会を提供しました。記憶に残る言葉が一つ、熟練職人が言った「疑問があるからこそ、やり続けられる。確固たる答えがないから、探究し続けられる」というものでした。この言葉には、靴づくりに対する真摯な思いが込められています。

展示を通じて偶然出会った乗客や観光客も、その独特な空間に興味を持ち、靴づくりの魅力に引き込まれる瞬間が数多くありました。今後も、神戸の靴産業の魅力を発信し続ける取り組みを継続していくとのこと。

開催概要


  • - イベント名: でんしゃ・de・推し工房
  • - 開催日時: 2025年12月13日(土)10:00〜14:00
  • - 会場: 阪急電鉄 大阪梅田駅
  • - 主催: オーエス株式会社

このユニークなイベントは、神戸の靴づくりの多様性と職人たちの情熱を知らしめる貴重な機会でした。今後のさらなる展開にも、期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社田中務補商店
住所
兵庫県神戸市長田区苅藻島町3-12-24
電話番号
078-681-4517

関連リンク

サードペディア百科事典: 兵庫県 神戸市 阪急電車 神戸靴 靴づくり

Wiki3: 兵庫県 神戸市 阪急電車 神戸靴 靴づくり

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。