大阪で新たな輸送拠点「プロロジスパーク豊中」起工式
2024年11月20日、大阪府豊中市にて、プロロジスが手掛けるBTS型物流施設「プロロジスパーク豊中」の起工式が盛大に行われました。この施設は、ヤマト運輸の専用施設として開発され、2026年3月の完成を目指しています。
関係者が集った起工式
起工式には、ヤマト運輸の松田弘士常務執行役員をはじめ、関係企業のメンバーや設計・施工を担当する三和建設の森本尚孝社長、プロロジスの山田御酒会長が参加し、工事が無事に進行し、事業が成功することを祈願しました。物流の効率化追求の一環として、より良いサービスを顧客に提供するための重要な一歩が踏み出されました。
豊中市における物流の再構築
開発されるプロロジスパーク豊中には、以前ヤマト運輸の事業所がありましたが、老朽化により新たな更新が必要とされたため、再開発が決定しました。この施設はヤマト運輸が豊中市内での集配業務をよりスムーズに行うためのラストマイル拠点として利用される予定です。これにより、物流コストの削減とサービスの向上が期待されます。
希少な立地条件
「プロロジスパーク豊中」は、伊丹空港からわずか1kmの距離に位置し、阪神高速道路「豊中IC」や「大阪空港IC」からのアクセスも非常に良好です。この立地の利点として、豊中市全域へのアクセスも約20分で可能であり、大阪や兵庫の主要地域への物流効率の向上が見込まれます。また、近隣には住宅地も広がっており、雇用の確保にも有利な立地といえます。
設備の充実と安全性には配慮
新設される施設は、地上4階建てで、約11,800㎡の延床面積を有する設計になっています。特にラストマイル配送拠点としての機能に特化しており、多数の車両が出入りできる仕様となっています。各フロアにはスプリンクラーも設置され、法令に基づく安全基準をクリアした上で、さらにスロープを設けることで上階へのアクセスもスムーズに行えるよう配慮されています。
プロロジスの成長と期待
プロロジスはこれまで関西地方で27棟の物流施設を開発し、現在も多くの施設を運営しています。豊中の新たな物流拠点の建設により、地域にはさらなる成長の可能性が広がります。既に兵庫県や京都府でのプロジェクトも進行中であり、大阪府堺市でも新たな拠点を設計中です。これからもプロロジスのダイナミックな取り組みに注目です。