スタートアップ支援の新プラットフォーム
2021-09-14 10:00:10

東京発のスタートアップエコシステムを支えるIdPオープニングイベントの詳細

東京発の新たな挑戦:イノベーションデザインプラットフォーム(IdP)



イノベーションデザインプラットフォーム(IdP)は、東京を拠点にした新しいスタートアップエコシステムを育成するため、東京工業大学、慶應義塾大学、東京医科歯科大学、東京大学という四つの名門大学によって設立されました。このプロジェクトは、スタートアップを支援するための多様なリソースやネットワークを提供し、大学発のベンチャー企業の創出を目指しています。

オープニングイベントの概要


2021年9月27日(月)17:00から、オンラインで開催されたオープニングイベント「Startup Academia」は、IdPの立ち上げを祝う重要な機会となりました。誰でも参加可能で無料というこのイベントには、スタートアップ界隈で名を馳せている多くの著名な登壇者が参加しました。

このイベントでは、大学発のスタートアップの創出について基調講演が行われ、また、IdPが提供する「GAP FUND」に採択された企業の紹介も行われました。GAP FUNDは、事業化を目指す起業家の試作開発や試作テストに必要な資金を提供するもので、メンターによる支援も受けられます。

GAP FUNDの目的と内容


GAP FUNDは、大学の研究や開発活動との架け橋となるもので、事業化の可視化を促進する役割を果たしています。特に、試作開発に必要な資金を基盤とすることで、大学の研究シーズを実業に結びつけることを目的としています。今回のGAP FUNDに採択されたプロジェクトには、透析患者用の人工腎臓の研究や、バイオ靱帯の実用化に向けた取り組みなど、先進的なテーマが揃っています。

豪華な登壇者たち


イベントには、以下のような著名なスピーカーが登壇しました:
  • - 鈴木寛(東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア教授)
彼は「世界を変える大学発スタートアップの育成」について講演し、多くの起業家に向けたメッセージを語りました。
  • - 関山和秀(Spiber株式会社取締役)
持続可能な社会をテーマにした企業の実践について、深い知見を共有。
  • - 森田晴彦(株式会社モダリス代表取締役CEO)
遺伝子治療薬開発の最前線について語り、スタートアップの魅力を伝えました。

これらのリーダーたちが体験に基づく知識を共有することで、起業家候補たちに多くの示唆を提供しました。

未来への展望


イノベーションデザインプラットフォーム(IdP)は、東京を拠点にしたスタートアップのエコシステムを確立し、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。今後も、大学との連携を強化し、さまざまな業種や分野のスタートアップを支援することで、持続可能な成長を追求していくでしょう。

このイニシアティブは、日本国内にとどまらずグローバルな視点でのスタートアップ育成にも寄与することを期待されています。公式サイトでの最新情報に注目しつつ、今後の展開に期待を寄せる価値があります。

会社情報

会社名
Innovation design Platform
住所
東京都目黒区大岡山2-12-1
電話番号

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