2025年全国農業高校「HANASAKA収穫祭」が開催
2025年11月2日と3日の両日にわたり、「2025年全国農業高校HANASAKA収穫祭」が東京都中央区に位置するヤンマートーキョーで開催されます。主催は毎日新聞社、共催には大丸松坂屋百貨店が名を連ね、農林水産省の後援を受けるこのイベントは、まだシーズン前の農業高校生たちの成果を披露する貴重な場となります。
食に関する特別な企画
この祭りでは、農業高校生たちが育てた米を用いた特別メニューを提供するため、イタリアンレストラン「ASTERISCO」とのコラボレーションが実施されます。提供期間は2025年11月1日から28日までの予定で、料理の中でそれぞれの高校が栽培したお米の特性を活かした料理が楽しめます。たとえば、北海道大野農業高等学校の「ふっくりんこ」や、岡山県立興陽高等学校の「ぴかまる」などが利用され、農業高校生たちの努力が息づく一皿一皿が提供されます。
収穫祭の目的とは?
このイベントの背後には、ヤンマーグループが掲げる「人の可能性を信じ、挑戦を後押しする」という理念、「HANASAKA」があります。全国から集まった45校の農業高等学校の学生が、自ら育てた農作物や加工品を販売し、販売経験を通じて未来の就農意欲を高めることを真剣に考えています。
高校生たちの取り組みを支援し、次世代の農業を支えるための重要な一歩としてこの収穫祭は存在します。私たち一般の人々にとっても、新鮮で良質な農作物と触れ合う貴重な機会となることでしょう。
イベントの詳細
「HANASAKA収穫祭」の開催日は2025年11月2日、3日の両日。イベント会場は大丸東京店11階催事場と、地下1階の「HANASAKA SQUARE」です。初日は午前10時30分から午後4時まで、二日目は午前10時から午後2時まで即売会が行われます。
出展校や即売会の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。ここで、参加する生徒たちやコラボメニューの試食を通じて、彼らの努力や情熱を感じられることを期待しています。
「ASTERISCO」での特別メニュー
「ASTERISCO」では、高校生が育てたお米を使った特別メニューが提供されます。ランチでは前菜としてライスサラダ、主菜としてカレーやリゾットが用意され、ディナーではリゾットが提供されます。使用されるお米の品種に応じて、それぞれ最適な調理法が用いられており、訪れた人々は新しい風味を体験できます。
「ASTERISCO」の料理長、菅原槙也氏は、このコラボレーションを通じて高校生の皆さんが作ったお米の特徴をしっかりと活かし、料理を通じてお米の美味しさを広めることを目指しています。毎週異なるお米がメニューに登場するため、何度来ても新たな発見があるでしょう。
今後、彼らの取り組みを見守りながら、食の大切さや未来の可能性を広げる「HANASAKA収穫祭」にぜひ参加してみてください。美味しいイタリアンと共に農業の未来を応援しましょう!