新しい健診結果収集システム「COLLECREW(TM)」とは
株式会社両備システムズが新たに提供する「COLLECREW(TM)」は、企業、学校、自治体などで行われる健康診断を効率良く支援するためのクラウドベースのシステムです。2025年8月からの提供開始を予定しており、既存の巡回健診業務を大幅に改善することを目指します。
健診機関の抱える課題
多くの健診機関では、情報漏洩やセキュリティリスク、非効率な健診オペレーションが深刻な問題となっています。例えば、事業所内で使用されている端末やICカードを健診現場に持ち出す際の手間やリスク、紙ベースの運用による記入漏れ、さらには健診後の事務処理の負担などが挙げられます。これらの課題を解決するために、「COLLECREW(TM)」が登場しました。
COLLECREW(TM)の特徴
「COLLECREW(TM)」は、ユーザーからのフィードバックをもとに開発されており、以下の特徴を持っています。
1.
記入漏れやミスを防止する設計:アラート機能や異常値の閾値設定により、入力ミスを未然に防ぎます。さらに、Android端末を使用した視認性の向上も実現されています。
2.
進捗管理が可能:クラウドに保存される健診結果は、個人や全体の進捗状況をリアルタイムで確認でき、未受診項目を即座に把握することで検査漏れを防止します。
3.
強力なセキュリティ対策:健診結果は基幹システムへ即時連携できるため、事務処理や結果通知にかかる時間を大幅に短縮。さらに、インターネットVPNの脆弱性を避けるための強固な閉域網を活用し、万一端末が紛失した場合でもセキュリティを維持します。
今後の展望
両備システムズは、巡回健診会場での効率的な運用を支援するため、今後も「COLLECREW(TM)」の機能拡充を続ける計画です。特に、Web問診の「AITEL(アイテル)」やレントゲン読影などの関連機器との連携機能をリリース予定です。
また、「COLLECREW(TM)」は他の健診システム「SASAWELL(ササウェル)」などと連携し、2026年度には10億円の事業拡大を目指しています。この機会に、より健康を支援するシステムを手に入れるなら、両備システムズの「COLLECREW(TM)」をお勧めします。
会社概要
両備システムズは、岡山県岡山市に本社を置き、システム構築、アウトソーシング、AI・IoT技術開発を手がけています。公式サイトでは、最新のサービスや情報が発信されています。
今後、健診関連の業務をさらなるデジタルトランスフォーメーションに導く機会を提供していくでしょう。