子ども支援センター
2021-11-19 16:57:37
虐待や性被害に立ち向かう子ども支援センターの新たな試み
子どもへの支援、その必要性とは?
私たちの社会において、虐待や性被害は依然として深刻な問題です。特に影響を受けるのは、無力な子どもたちです。彼らが傷つくことなく、自分自身を大切にできる環境を整えるためには、大人たちの力が不可欠です。
神奈川子ども支援センターつなっぐとは?
神奈川子ども支援センターつなっぐは、日本で2番目に設立された「ワンストップセンター」として興味深い取り組みを行っています。このセンターは、虐待や性被害を受けた子どもたちが必要とする「聞き取り」、「診察」、「こころのケア」を集中して受けられる体制を整えています。この活動は、様々な専門職と連携し、心理的、社会的、医療的な支援を提供することにより、子どもたちが直面する多様な問題に対応しています。
支援の仕組みと活動内容
つなっぐでは、以下の4つの支援を行っています。
1. 話を聞く
子どもが被害を語ることは非常に負担が大きいです。そのため、つなっぐでは司法面接技法を用いて、子どもが安心して話せる環境を整えています。この聞き取りは、できるだけ子どもに配慮しながら行います。その後、必要に応じて全身診察を行い、心のケアへとつながります。
2. 一緒に乗り越える
被害が発覚した直後から、裁判の進行中においても、子どもたちは被害について何度も話すことを求められます。つなっぐは、子どもたちが安心して話をするための支援を行い、話し終えた後の心の傷を少しでも和らげる手助けをします。このプロセスを通して、共に苦しみを乗り越えることを大切にしています。
3. 暮らしを支える
子どもたちが安心して自分自身を大切にできる生活を送るために、つなっぐは小さな支援から始めています。安心した衣食住を得ることができる環境を提供するだけでなく、その後の生活全般に渡る支援を行っています。
4. 支援の輪をつなぐ
子どもたちを支えるためには、周囲の大人も正しい知識を持つことが重要です。そのため、つなっぐでは、支援を行う大人たちが必要な知識を身につけるためのサポートを提供しています。
今後の展開と寄付の重要性
神奈川子ども支援センターつなっぐは、現在の活動資金の大部分を年会費や寄付金、助成金などから得ています。しかし、助成金の期限が迫る中、経済基盤の強化が急務です。そこで、月額寄付型クラウドファンディングを始め、高い目標に向けて仲間を募っています。今後、寄付者が増えることで、法人格を取得し、より多くの方々にサポートを受けられる団体に成長することを目指しています。
まとめ
虐待や性被害を受けた子どもたちを支えるための活動は、私たち全員の責任です。神奈川子ども支援センターつなっぐに賛同し、支援の輪を広げることで、より良い未来を共に築いていきましょう。大人たちが子どもたちのために立ち上がる時、その影響は計り知れません。寄付や支援が、子どもたちの希望の光となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
NPO法人子ども支援センターつなっぐ
- 住所
- 神奈川県横浜市中区本町5丁目49番地甲陽ビル6階飛田桂法律事務所内
- 電話番号
-
045-232-4121