「TOKYO ALIFE 2020 Ver.0」ライブ配信決定!
2020年3月27日、渋谷スクランブルスクエアのSHIBUYA QWSから無観客でライブ配信される「TOKYO ALIFE 2020 Ver.0」。新型コロナウィルスの影響で、もともと予定されていた日程が9月に延期となりましたが、先駆けとしてのこのパフォーマンスは、アートとテクノロジーの融合を感じる貴重な機会です。
イベントの背景とテーマ
デジタルアートやAI技術が急速に発展している今、ALIFE Lab.と株式会社ミューが協力し、「傀儡神楽 ALTER the android KAGURA」というプロジェクトを立ち上げました。このパフォーマンスでは、人間とアンドロイドの共演を通じて、生命性や進化、変異を再考することを目指します。
神楽を取り入れた演出により、古典的なアートが現代の文脈でどのように新しい命を吹き込まれるのか、一緒に体験してみてください。ライブトークも予定されており、アーティストたちや専門家によるディスカッションも楽しめます。
ALIFEとは?
ALIFEは、生命や進化に関する新たな理論の探求を行う場でもあります。特に「Open-Ended Evolution」と呼ばれる進化のメカニズムをテーマにして、AI技術の進化と人間の想像力の関係を深く考察します。この研究を通じて、未来のイノベーションの可能性を模索することが、ALIFE Lab.の目指すところです。
パフォーマンスとメンバー紹介
「傀儡神楽 ALTER the android KAGURA」の制作メンバーは以下の通りです。監修はALIFE Lab.代表であり東京大学教授でもある池上高志氏が担当し、プロデュースを手掛けるのは株式会社ミューの今岡雅依子氏。音楽は土井樹氏が担当し、パフォーマンスにはオルタ3(Supported by mixi, Inc.)と著名な能楽師の安田登氏をはじめとする多彩なメンバーが参加します。
特に注目されているのは、「オルタ3」と呼ばれる人工生命体です。東京大学と大阪大学の研究者たちが開発したこのアンドロイドは、まるで生命を持っているかのような表現力を持ち、観客を惹きつけます。
配信情報
イベントは3月27日(金)19:00からアートパフォーマンスの世界同時配信がスタートし、19:30頃からはライブトークも行われます。詳細なタイムスケジュールは公式HPを確認してください。また、3月28日(土)以降には、公式HPで収録映像が配信される予定です。
この特別なアートパフォーマンスを、ぜひご自宅からお楽しみください。新たな形のアートを共に体験し、今を生きる意味を再考してみましょう。
公式HP:
TOKYO ALIFE 2020