シニア社労士ニーズの拡大を受けた新サービスの開始
近年、日本社会は「人生100年時代」に突入し、高齢者の雇用がますます重要視されています。この背景を受け、シニア専門の人材紹介サービス「シニアジョブエージェント」が、2024年7月19日より社会保険労務士(社労士)の人材紹介を公式に開始しました。
シニアジョブとは、2016年からシニアの転職支援を行っている企業で、今回の社労士紹介サービス開始に至るまでに、試験的な紹介を続けてきました。これまでの実績から、特に社労士やその補助業務に対する需要が高まっていることが伺えます。この人材紹介の提供開始は、企業内における労務管理の重要性や、高齢者雇用における問題解決のニーズが高まっていることを反映したものです。
シニアジョブエージェントの特徴
「シニアジョブエージェント」は、50歳以上のシニアに特化したサービスであり、資格を有する専門職に特に力を入れています。例えば、これまでも会計事務所や弁護士事務所向けにシニア転職支援を行っており、高い実績を誇ります。社労士事務所に向けた人材紹介は公式には初となりますが、他の士業の紹介で得たノウハウを生かして、質の高いサービスを提供すると自負しています。
シニアの就業に関しては、特定求職者雇用開発助成金などの助成金を受け取ることができる場合もあります。この点も踏まえ、シニアジョブは社労士事務所との連携において豊富な経験を持っており、各種助成金の申請等で強力な支援を行うことが可能です。また、自社が運営する「シニアタイムズ」では、社労士の監修による労務や助成金に関する記事を掲載しており、さらに知識を深めています。
なぜ社労士の紹介を開始したのか?
シニアジョブエージェントが社労士業務の人材紹介を進める背景には、試験的な紹介によって得られたニーズの分析と、クライアントからのフィードバックがあります。社労士やその補助業務に対する需要は急増していると感じており、特に社労士を必要とする場面が多くなっています。
特に、会計事務所や弁護士事務所には社労士資格を持つシニアが在籍していることが多く、以前から社労士事務所向けの試験的な人材紹介を行っていた経緯があります。このようなバックグラウンドから、今回の人材紹介サービスの正式な開始が決まりました。最近では、シニア専門の求人メディア「シニアジョブ」の求人が増加し、内定が増えるなど、シニアの就業ニーズは高まっています。さらに相談の中で、シニアの社会進出を支える助成金についての問い合わせも増加している状況です。
中島康恵代表からのコメント
代表の中島康恵氏は、「社労士や社労士補助のニーズがこれからの高齢化社会で特に増えていくと感じています。シニアがワークライフを楽しむためにも、社労士の役割は重要です。私たちもその支援に全力を尽くしていきます」と語っています。
まとめ
高齢化が進む日本社会において、シニアジョブエージェントの社労士向け人材紹介サービスは、大きな期待が寄せられています。シニアの雇用問題や労務のニーズに応えるため、今後の展開に目が離せません。シニア社労士やその補助業務をお探しの方、またシニアを採用したいと考えている社労士事務所の皆様はぜひお問い合わせください。