万博の歴史と未来を感じる特別展「日本の万国博覧会 1970–2025」
2026年2月28日から3月15日まで、東京都文京区にある文化庁国立近現代建築資料館で「日本の万国博覧会 1970–2025 + 描かれた未来と夢」が開催されます。この展覧会は、日本における万国博覧会の歴史を振り返るとともに、未来へのビジョンを示す重要な催しです。
日本の万国博覧会の歩み
1970年の大阪万博を皮切りに、日本ではこれまでに5回の万国博覧会が実施されてきました。次の大阪・関西万博は、2025年に開催される予定で、6回目の開催となります。本展では、大阪万博から2025年の万博に至るまでの時代を辿り、各イベントが持つ意義や成果を展示します。
特に注目すべきは、2025年に実施される「建築文化と循環経済の未来 ~この子たちなら大丈夫~」と題した催事です。今年の開催に向けて、万博の理念や未来社会の構想に焦点を当てています。
展示内容と見どころ
展覧会は主に三つのセクションに分かれています。最初のセクションでは、1970年から2005年までの万国博覧会の歩みを振り返ります。展示では、各万博に関する資料やデザイン図が紹介され、当時の熱気や期待が感じられることでしょう。
次のセクションでは、2025年大阪・関西万博における建築デザインと空間構成に焦点を当て、具体的な設計図やパビリオンのデザインなどが披露されます。また、循環経済や持続可能性に配慮した建築物の設計が反映された展示も行われ、来場者は未来に向けた希望を感じることができるでしょう。
子どもたちの未来のデザイン
特に印象的なのは、最終セクションに位置する子どもたちによる作品展です。未来の建築について創造した作品が紹介され、子どもたちの視点で描かれた未来の夢が表現されています。10メートルにも及ぶ大作の完成には、約100人の子どもたちが参加しており、彼らの創造力と希望が一堂に会します。さらに、現代美術家の鬼頭健吾による展示監修により、インスタレーションとしても楽しめる工夫が凝らされています。
この展覧会を通じて、万博が持つ文化的意義や次世代へのメッセージが伝えられることでしょう。また、ワークショップの映像もロビーで上演されており、参加した子どもたちの活動の様子を知る貴重な機会となります。
基本情報
- - 主催: 文化庁
- - 共催: 特定非営利活動法人子供地球基金
- - 会場: 文化庁国立近現代建築資料館
- - 開催期間: 2026年2月28日(土)~3月15日(日)
- - 時間: 10:00-16:30(最終入館16:15)
- - 入館方法:
● 展覧会のみ観覧の場合(平日のみ): 湯島地方合同庁舎正門より入館、無料。
● 旧岩崎邸庭園と同時観覧の場合(土日祝及び平日): 都立岩崎邸庭園から入館、有料。
文化庁が主催する「日本の万国博覧会 1970–2025」は、歴史を振り返るとともに未来を思索するきっかけとなる展覧会です。ぜひ足を運び、万博の魅力と可能性を体感してください。