茨城県境町がフィリピン・マリキナ市への災害支援を開始
2024年7月24日、フィリピンのマリキナ市は台風3号「ケーミー」からの影響で大雨に見舞われました。この自然災害により、少なくとも13人が命を落とし、60万人以上が避難を余儀なくされています。特に首都マニラ周辺では、強風と高波がタンカーを転覆させ、その影響で海に油が流出するという深刻な事態が発生しています。
豪雨によって、多くの人々が胸まで水に浸かりながら道を歩く姿が見受けられました。一部の家族は、浸水した住宅から救助され、ボートの上で身を寄せ合って過ごしている状況です。避難所では、水に浸かりながら頭上の電線をつかまる必要があり、現地のインフラが大きな打撃を受けているため、支援が急務です。
このような状況を受けて、茨城県境町は楽天ふるさと納税を活用し、フィリピン・マリキナ市へ寄付を募る災害支援を開始しました。寄付は1口2,000円から受け付けており、全ての寄付金は救援活動や復旧活動に使われる予定です。境町とマリキナ市の交流は、2017年の姉妹都市協定締結以来続いており、教育やビジネスなどさまざまな分野での関係性を深めています。
境町では、マリキナ市から招かれた英語教師が、地元の子どもたちに国家級の英語教育を提供するなど、地域間の教育交流も進めています。災害発生後、再度このような交流が続いていることが、今後の復興活動に大きく寄与することでしょう。
この寄付活動を通じて、境町の市民がフィリピンの人々への支援に一丸となって取り組む姿勢が期待されます。そして、さまざまな団体や個人がこの取り組みに賛同し、多くの支援の手が差し伸べられることを願っています。
寄付は以下のリンクから可能です。フィリピン・マリキナ市への災害支援にぜひご協力ください。
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