神戸の田田田堂が広げるお米の可能性
神戸市に位置する「田田田堂」は、お米を使った新たな食品の創造と、有機農家との強力な連携を目指しています。このブランドは、アレルギーや食の制限がある人にも楽しめる食材を提供することを理念に掲げています。現在、田田田堂は取り扱うお米の品種を多様化するなど、事業の成長に伴い、さらなる発展を遂げています。
新たなパートナーシップ
田田田堂が新たに提携したのは、山口県の有機農家3軒です。この連携により、兵庫県産の山田錦やミズホチカラに加え、山口県産の酒米として知られる「山田錦」「亀の尾」「雄町」など、複数の品種を取り扱うことが可能になりました。これにより、田田田堂は、よりバラエティ豊かなお米の楽しみ方を提供し、消費者のニーズに応えることができるようになっています。
特徴豊かな品種の活用
田田田堂では、各品種の特性を活かした活用法を研究中です。例えば、
- - 有機山田錦:酒米の王様として知られ、うまみのある米で、パンや焼き菓子の材料に最適。
- - 亀の尾:明治時代に開発され、酒米にも飯米にも使える特性を持ち、米粉麺にも利用されています。
- - 雄町:歴史ある品種で、特にこだわりの米粉として販売されています。
- - ミズホチカラ:製パン・製菓に適した米粉として開発され、利便性も高いです。
これらの品種を駆使し、田田田堂はお米を基にした多彩なフードやスイーツを展開しています。
環境に配慮した農業
田田田堂が取り組んでいるのは、環境を考慮した自然農法です。新たにパートナーとなった農家では、ジャンボタニシを利用した自然の除草法を取り入れながら、有機栽培を行っています。農薬や化学肥料を使用せず、有機農法にこだわる生産者と共に、「もったいない」を「おいしい」と変える取り組みも行っています。
お米粉の魅力
田田田堂では、有機JAS認証の米粉も取り扱っています。人気の「山田錦」と「ミズホチカラ」に加え、「雄町」の米粉も新たに仲間入りし、選ぶ楽しみが増えました。これにより、消費者は安心しておいしい米粉を使い、様々な料理に挑戦することが可能になります。特に「田田田堂」の米粉は、湿式気流粉砕式で製粉された、きめ細かく品質の高い製品として評価されています。
田田田堂の使命
「田田田堂」は、2022年に誕生し、お米から新しい価値を創造することを目指しています。今後も、地元の有機農家との連携を強化し、多様な米を利用した製品開発を進めていくことで、より多くの人々に楽しんでもらえる商品を提供していく予定です。これからの田田田堂に、ぜひご期待ください。