次世代の動画制作が変わる!
動画制作の現場が、AI技術と新しいワークフローによって劇的に変化してきています。その中でも株式会社CLIPが実現したのは、ファンメイドおよび社内制作の切り抜き動画を平均3分で完成させるという新たな体制です。これにより、従来、数十分から数時間を要していた制作工程が大幅に効率化され、特にイベントやライブ配信の終了直後に“最も熱量が高い瞬間”を逃さずに提供する環境が整いました。
切り抜き動画の価値の変化
切り抜き動画において最も重要な要素は、「どれだけ早く世に送り出せるか」という点です。従来の業務スタイルでは、専門的なスキルを持つ編集者に依存する部分が大きく、制作ボトルネックが問題視されていました。しかし、CLIPでは、以下の施策を導入することで、デジタル環境における迅速な編集の実現を進めています。
- - スマホ・Webでの編集:高性能なPCが不要なため、どこからでもアクセスできる利便性。
- - 直感的な操作:操作が簡単で、一度のタップでシーン指定ができるため、誰でも直感的に編集が可能です。
- - AIによる補助編集:AIを活用することで、制作工程を大幅に簡略化し、効率を向上させました。
「制作3分化」のもたらす変化
この「制作3分化」によって、大きく2つの変化がもたらされました。まずは、ファンメイドコンテンツ(UGC)の活性化です。編集にかかる時間が短縮されたことで、ファンは自ら選んだ好きなシーンをすばやく形にでき、その熱量を冷める前に投稿することが可能になります。これにより、配信やイベント直後の最大の話題性を活かした拡散が実現します。
次に、社内制作(公式・広告)の高度化です。月間1万本の制作体制が整い、案件あたりの制作本数が飛躍的に増加します。さらに、大量の動画を即座に提供することで、視聴データの収集とPDCAサイクルを迅速化し、企業側も学びを素早く実行に移せます。
今後の展望
CLIPは、「平均3分制作」の完全自動化を目指し、多言語での同時切り抜き展開も進める予定で、切り抜き動画を単なる制作業務として位置付けず、全世界に熱量を瞬時に届ける情報流通インフラへと進化させる考えです。
代表者のコメント
同社の代表取締役、山本真司氏は、「動画制作は、クオリティだけでなくスピードが重要視される時代になりました。3分という制作スピードは、ファンの熱意と企業の速報性をそのまま拡散力に変える基盤です」と語ります。
会社概要
株式会社CLIPは、AIを活用した切り抜き動画生成やIP権利管理を統合的に提供する、次世代のコンテンツプラットフォームです。YouTubeやTwitch、さらには漫画や新聞などの多様なフォーマットからメッセージを抽出し、魅力的なコンテンツの再編集を行っています。
AI技術に依存しつつも、革新的なアイデアとクリエイティビティを融合させることで、次世代の総合コンテンツ流通インフラを形成していくことが期待されます。
公式ウェブサイト:
株式会社CLIP