東日本大震災と花
2021-02-18 16:37:39
10年の歩みを祝い東日本大震災支援を促すキャンペーンが始動
東日本大震災は、日本にとって忘れがたい歴史の一部であり、被害を受けた多くの方々の心には今も深い傷が残っています。しかし、その中から希望と復興の物語も生まれています。2021年、震災から10年を迎え、Facebook Japanは新たな支援キャンペーンを発表しました。
キャンペーンの概要
2021年2月18日から2月28日まで行われるこのソーシャルキャンペーン「あなたのいいね!が花になる Flowers for 3.11」では、Facebook Japanの公式ページに投稿された内容に寄せられた「いいね!」やリアクション数に応じて、被災地に花を届けることを目的としています。キャンペーンは、物理的に支援の手が届きにくい今の状況において、皆さんの思いを花に変えて届ける新しい形の支援を目指しています。
きっかけ
この企画の背景には、新型コロナウイルスの影響があります。多くの人が被災地を訪れたくても、その思いを満たせない状況が続いています。そこで、Facebook Japanは、福島県で地域の方々とのつながりを大切にしながら支援活動を続ける「LOVE FOR NIPPON」、規格外の花を通じて笑顔を届ける活動をする「hanane」などと協力し、離れた場所にいる人々が想いを直接被災地へと伝える方法を模索しました。
「あなたのいいね!」の力
キャンペーンでは、リアクション数に応じて5000本の花を「LOVE FOR NIPPON」に寄贈し、3月11日に福島県の「Jヴィレッジ」で行われる復興支援イベントにて使用されます。この花は、会場の装飾や来場者へのブーケとして活用される予定です。寄贈する花の本数は、Facebookのコミュニティからの反応を通じて成り立っています。
参加方法
参加は非常に簡単です。対象となるFacebook Japanの公式ページにアクセスし、投稿にリアクションをするだけでその数に応じた花が被災地に送られます。また、この取り組みは日本国内だけに留まらず、アジア太平洋地域の一部国々でも同様に展開される予定です。
被災地の声
このキャンペーンに賛同するコミュニティからは、たくさんの期待が寄せられています。「hanane」の代表、石動力氏は「チャンスフラワーを通じて福島を元気にしたい」と述べ、現地の花農家も含めた支援の重要性を強調しました。また、「LOVE FOR NIPPON」の代表であるCANDLE JUNE氏は、震災からの10年に対する思いをしっかりと知り、多くの人に被災地の現状を理解してもらう重要性を話しました。
デジタル技術を活用した新しい支援の形
また、同日に行われた『第3回災害復興コミュニティサミット』では、SNSを用いた新たな災害支援策についての熱い議論が交わされました。デジタルアーカイブのプロジェクトにより、震災当時の様子を若い世代に伝える取り組みも進められています。これにより、物理的な距離を超えて多くの人々が震災の教訓を受け取ることができます。
まとめ
2021年は、東日本大震災からの復興の象徴としての年となります。このキャンペーンを通じて、遠く離れた場所にいる私たちも、被災地への思いを形にすることができます。「あなたのいいね!」が、実際に被災地の方々へ花の形で届くこの取り組みが、多くの人々の心をつなぐ大きな力となることを願ってやみません。参加して自分の思いを花に変え、被災地に届けましょう。
会社情報
- 会社名
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Facebook Japan合同会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
- 電話番号
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