医療現場の不自由とは
2022-02-09 10:00:17
新型コロナウイルスの影響に潜む医療現場の不自由さとは
新型コロナウイルスの影響に潜む医療現場の不自由さとは
新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、医療体制がひっ迫しています。感染者数が過去最多を記録する中、医療従事者たちは新たな感染予防対策に取り組んでいます。ですが、その対策がもたらす不自由さや不便さにも目を向ける必要があります。
感染予防の基本と医療現場の実態
感染防止の原則は、感染者との接触を避けることです。そのため、待合室では座席の間隔をあける指示が出されますが、その結果、スペースが狭く感じることが多いです。また、介護の現場では寒い季節に換気を行う必要があり、特に高齢者には難しい状況が多々あります。こうした点において、「感染予防対策が医療行為に悪影響をもたらす」可能性も考慮されるべきです。
そこで、株式会社トラストワンは、医療従事者と直近半年の通院経験者に対して、感染防止策とその伴う不自由さを調査しました。もしもこの不便さが少しでも改善されれば、医療サービスの質も向上するかもしれません。
ワクチン接種に対する医療従事者の見解
調査の一環として、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について医療従事者に意見を尋ねたところ、84.2%が『賛成』と回答しました。通院経験のある方も同様に81.7%が賛成で、主に感染リスクの低減を望んでいることが確認されました。
しかし、反対の意見も存在します。副反応が心配だからという理由や、接種によっても感染を完全に防げないという懸念が挙げられました。
新型コロナ以前と医療施設の変化
調査対象者の9割以上が、新型コロナ以前と比べて病院内の感染予防対策が大きく変わったと感じています。特に、手指のアルコール消毒、検温装置、アクリル板などが導入され、これらはもはや必須となっています。
医療現場における不便さの実態
医療従事者の44.7%が感染予防対策にとても不便を感じているという結果も驚きです。一方、通院経験者の多くは不便を感じていないという対照的な結果が出ています。この不便さの要因には、アクリル板やソーシャルディスタンスの確保が挙げられ、特に医療従事者は対面作業に不便を感じているようです。
感染予防対策は仕方ないのか?
調査で92.8%が感染予防のために多少の不便さを受け入れざるを得ないと答えました。医療現場での対策に対して、67.5%がこれで及第点と感じ、改善の余地があると回答しました。理想的な対策についても、完全予約制や外部と接触しない方法を提案する意見が多数ありました。
まとめ
医療従事者と通院経験者の意見に大きな差がある中、多くがワクチン接種に賛成する一方で、感染予防策による不便さを感じています。さらに、今後の感染症対策には、使いやすく低優先的な対策が求められるでしょう。トラストワンが提供する空気清浄機能付テーブル『スウトル』など、新たな対策が生まれることで、今後の感染予防が進むことを期待するばかりです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社トラストワン
- 住所
- 東京都千代田区九段北1-14-21九段アイレックスビル6F
- 電話番号
-
03-6262-8740